<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<feed version="0.3" xml:lang="ja" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><title>地中海ブログ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/" /><modified>2008-08-01T06:54:38+09:00</modified><tagline>地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。</tagline><generator url="http://jugem.cc/">JUGEM</generator><entry><title>明日から夏休み</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=753916" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=753916</id><issued>2008-07-31T23:54:33+09:00</issued><modified>2008-07-31T21:54:37Z</modified><created>2008-07-31T14:54:33Z</created><summary>7月31日は毎年仕事収めの日です。今日から9月1日までは長―い夏休みに入ります。夏休みに入る前に皆で記念撮影をしようと言う事になり、事務所の目の前に広がるビーチで撮影した写真がコレ。



ちなみに僕の机の窓から見える景色がコレ。





仕事が始まる時は...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>仕事</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[7月31日は毎年仕事収めの日です。今日から9月1日までは長―い夏休みに入ります。夏休みに入る前に皆で記念撮影をしようと言う事になり、事務所の目の前に広がるビーチで撮影した写真がコレ。<br />
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<img src="images/ecologia.jpg" width="200" height="133" alt="" class="pict" /><br />
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ちなみに僕の机の窓から見える景色がコレ。<br />
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<img src="images/ecologia2.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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<img src="images/ecologia3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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仕事が始まる時は朝日が昇るのが見え、夕方は海が赤く染まるのがとっても綺麗に見えます。ちなみに今は夏時間なので朝8時から午後3時で仕事は終わり。「え、午後3時で終わりなのー？」とか思ってしまうけど、終わりなんです。本当に。初めての年は耳を疑いましたけどね。<br />
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午後から皆何をするかというと、水着を持って来てビーチに一直線。今日なんてスペイン政府からスペイン人なら誰でも知っている大臣クラスのMさんが来所した際、事務所にビキニが掛けてあるのを見て笑ってた。てっきりディレクターが怒るのかな？とか思ってたら、「まあ、夏だからしょうがないかー」みたいなコメントしてたし・・・。社会にコレくらい余裕があるのはそんなに悪い事では無いかもと思えてきた今日この頃です。<br />
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良くバルセロナは「生活の質が高い」という話を耳にします。実体験としてそれは言えると思う。天気は良いし海はあるし山もある。その上食べ物も美味しい。そして忘れてはならないのが社会が自分達の生活の質を上げるように日々努力しているという事実です。そしてその中心に居るのが僕達だと思います。<br />
<br />
ココではアーバン・エコロジーという名の下に環境エンジニアから心理学者、果てはジャーナリストまでありとあらゆる専門家が集まり都市を生態学的観点から議論し、都市での生活の質を上げる努力をしています。<br />
<br />
僕が担当しているプロジェクトは一見建築とは何も関係無いように見えるかもしれません。バルセロナ市のバスの路線を変更してみたり、バルセロナ市を取り囲むように緑の帯を創ってみたり。しかし、その根底には「生活の質を上げる」というコンセプトが何時も横たわっているのであり、建築の本質とは昔からそこに関わってきたんだと思うんですね。<br />
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故に僕はバルセロナでやっている事は全く従来の建築では無いけれども、これらを建築と呼びたいと思います。]]></content></entry><entry><title>マドリッドの都市戦略その2：アルヴァロ・シザ（Alvaro Siza）について</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=752351" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=752351</id><issued>2008-07-29T21:36:20+09:00</issued><modified>2008-07-29T19:36:27Z</modified><created>2008-07-29T12:36:20Z</created><summary>先日のエントリ、マドリッドの都市戦略その１：美術（美術館）を軸とした都市活性化の続きです。

先日書いたように現在マドリッドは美術館等の集積による文化を軸とした都市戦略を遂行中です。１．９ｋｍに及ぶ軸線上に約１５もの文化施設が集まっています。そしてそれ...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>アルヴァロシザの建築</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[先日のエントリ、<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080728" target="_blank">マドリッドの都市戦略その１：美術（美術館）を軸とした都市活性化</a>の続きです。<br />
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先日書いたように現在マドリッドは美術館等の集積による文化を軸とした都市戦略を遂行中です。１．９ｋｍに及ぶ軸線上に約１５もの文化施設が集まっています。そしてそれを結びつける役割をするのが<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080517" target="_blank">アルヴァロ・シザ(Alvaro Siza)</a>が担当する新歩行者街路なんですね。<br />
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実は数ヶ月前、マドリッド市役所によりシザの案が発表された時、<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20070129" target="_blank">ちょっとした議論が沸き起こりました</a>。それというのも街路空間を拡張する為に、元々そこに生えている樹木を伐採するという計画が盛り込まれていたからなんですね。それに対して市民は猛反発。翌日には早速、計画の説明の為にシザのインタビューが各新聞を賑わせていました。先日のマドリッドの文化戦略に関する記事(El paseo del Arte)の冒頭も実はシザへのインタビューだったんですね。各インタビューの中でシザは何故この計画が生まれたのか？どのように計画が発展していったのか？などを説明していますが、僕にとって興味深い事に、建築とは何か？建築家とは何か？自分はどのように建築家になったのか？などの話がさりげなく盛り込まれていました。<br />
<br />
例えばシザは自分が建築家になった経緯をガウディに関連付けて説明しています。<br />
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<span style="color:#0000FF">“マドリッドでベラスケスを発見したように、バルセロナではガウディの作品を発見した。そしてそれは若きシザを建築への道へと導いたのである。“<br />
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“Y si en Madrid descubrio a Velásquez, el encuentro en Barcelona con la obra de Gaudi marco los pasos del joven Siza hacia la arquitectura.”<br />
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La Vanguardia, 27 de Julio, 2008, p44</span><br />
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これは面白い！<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=638266" target="_blank">何故なら当ブログでは何度か言及していますが</a>、ガウディ建築の特徴の一つは天井のデザインに見られると思うからです。カサ・バッリョの天井なんて惚れ惚れするくらい美しくデザインされています。<br />
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<img src="images/casaballo1.jpg" width="200" height="98" alt="" class="pict" /><br />
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そしてコレも<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080517" target="_blank">当ブログでは何度も取り上げてきた話題</a>なのですが、シザ建築の特長の一つは天井にあると僕は思うんですね。（ちなみに残りはアプローチ空間とパースペクティブ空間）シザほど天井のデザインが巧い建築家はナカナカ居ません。そして天井が巧いという事は階段のデザインが巧いという事です。それが槙さんの建築にも言える事は以前のエントリで書いた通りです。<br />
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<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=619203" target="_blank">マドリッド旅行その４：ラペーニャ＆エリアス・トーレス（Jose Antonio Martinez Lapena and Elias Torres）の建築その１</a><br />
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別のインタビューによるとシザは子供の頃、家族旅行で良くスペインに来ていたそうです。そして小さな頃から彫刻家になりたかったそうなんですが、ガウディの建築を見た時、彫刻と建築の類似性に気が付き、大変な衝撃を受けたと言っています。そしてその後、ガウディの建築を全て見て回ったとも。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF">”休暇にはよく家族でスペインに行きました。父は美術館に行くのが大好きでしたが、家族と初めてバルセロナを訪ねたとき、私にはガウディがとても印象的でした。まだ建築の学校には通っていなかったころでしたが、ガウディの建物を全部見る事に決めました。・・・私はガウディに強く惹かれました。この有名な建築の写真と現実の建物を比較したとき、これは彫刻に似ていると思ったからです。建物の建っている場所について、自分の目で建物を見たとき、この彫刻には、普通の住宅が備えているあらゆるエレメントが備わり内包されているのだと分かりました。扉、窓、幅木。つまり、ある意味でこのことが私に建築の世界を開いてくれたのです。それ以前は、私はこれを彫刻としてみていたのですが、このとき、建築として見る事が出来たわけです。”<br />
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Studio Talk,15人の建築家の物語：インタヴュー：二川由夫、ｐ２０７<br />
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アルヴァロ・シザという人がすごい所は、まるでサッカー小僧の翼君のように人の得意技を自分の物にしてしまう所です。誰が見ても分かるように、彼のデザインには明らかに引用先が存在します。それは例えば<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=362125" target="_blank">アルヴァ・アールト(Alvar Aalto)</a>だったり<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=217443" target="_blank">ハンス・シャロウン(Hans Scharoun)</a>だったりするわけなのですが、それらの形態から出発して最終的には彼の空間になっている。<br />
<br />
まあ元々、何も無い所から何かを創り出せる人、もしくは完全なるオリジナルを創り出せる人なんて先ず居ないと思います。創作の基本は模倣ですから。しかし愚かなる人は最終形態だけを見て、「あー、これはあの建築を真似したんだな」という模倣の起源だけを突き止める事で満足してしまうんですね。問題はそこじゃ無い。世の中一人として同じ人が居ないように、同じ模倣作から始まっても作者によって結果は必ず違うはず。その変形のプロセスとその結果にこそ、その人の個性が現れる訳ですよ。それがあるから建築は面白い。<br />
<br />
アールトやシャロウンにシザが多大なる関心を寄せている事は明らかなのですが、では何故彼がアールトやシャロウンにこんなにも愛着を寄せているのか？といった部分はあまり明らかじゃないと思います。<br />
<br />
一つには彼らに共通する彫刻的な形態が挙げられると思います。それはシザ自身が彫刻に対する関心を名言している事、そして建築と彫刻の類似性をガウディに発見した事等から明らかだと思うんですね。<br />
<br />
しかし、アールト、シャロウン、ガウディ、これらの建築家に共通するもう一つの特徴が実は天井のデザインな訳ですよ。ヘルシンキで見たアールトのデザイン、ベルリンで見たシャロウンの建築については以前のエントリ、<br />
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<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=362125" target="_blank">Alvar Aalto (アルヴァ・アールト)の建築：　国民年金協会とアカデミア図書館</a><br />
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<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=217443" target="_blank">Berlin　その２： Hans Scharoun ( ハンス・シャロウン) の建築：Berlin Philharmonic Hall(ベルリン・フィルハーモニーのコンサートホール)</a><br />
で書いた通りです。<br />
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もしも「芸術家とは要するに非常に若い時に受けた強烈な原体験的なものを、一生かかってあるひとつのメディアを通して具現してゆくものなのだ（大岡信）」とすると、まさしくシザは子供時代にガウディ建築に受けた衝撃が彼の建築の原点になっている。そしてその彫刻性と天井デザインの特異性に感化されて後にアールト、シャロウンへと興味を拡大していったと。<br />
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そんな風に考えたら非常にロマンチックだとは思いませんか？]]></content></entry><entry><title>マドリッドの都市戦略その１：美術（美術館）を軸とした都市活性化</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=751379" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=751379</id><issued>2008-07-28T23:38:08+09:00</issued><modified>2008-07-28T14:45:41Z</modified><created>2008-07-28T14:38:08Z</created><summary>昨日の新聞(La Vanguardia, 27 de Julio, 2008, p42-53)にマドリッドの文化戦略に関する記事(El paseo del Arte)がデカデカと載っていました。

マドリッドはスペインの首都でありながら他都市に比べてアイデンティティが明確でない為、今までバルセロナなどの影に隠れ...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>スペイン都市計画</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[昨日の新聞(La Vanguardia, 27 de Julio, 2008, p42-53)にマドリッドの文化戦略に関する記事(El paseo del Arte)がデカデカと載っていました。<br />
<br />
マドリッドはスペインの首都でありながら他都市に比べてアイデンティティが明確でない為、今までバルセロナなどの影に隠れてきたと言っても過言では無いと思います。例えば「スペイン」と聞いて日本人が普通に連想するのはフラメンコ、闘牛、ガウディ、ピカソ、パエリアなどですね。そしてこれらと関連する都市として想像されるのが先ずはバルセロナ、バレンシアそしてアンダルシア辺りでしょうか。<br />
<br />
しかしバルセロナなんてフラメンコ（アンダルシア）や闘牛（アンダルシア）は勿論、パエリア（バレンシア）だってさっぱり関係無いのに地中海都市というだけで、パエリアと関連付けられ、なんでか知らないけどフラメンコと闘牛のメッカという事になってしまっているんですね。<br />
<br />
有名なのは９２年のバルセロナオリンピックに合わせて製作されたヤワラのオープニング。最後の場面にサグラダ・ファミリアをバックにフラメンコ衣装を身に纏ったヤワラが出てきます。<br />
<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/edM1xX_ng34&hl=ja&fs=1"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/edM1xX_ng34&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" wmode="transparent" width="425" height="344"></embed></object><br />
<br />
さて、マドリッドにとっての問題は上に挙げた単語のどれ一つとしてスペインの首都とは関連付けられ無いという事です。<br />
<br />
その一方でマドリッドはスペイン帝国の首都であり続けた為に、蓄積された莫大な遺産を抱えています。それが例えばプラド美術館に眠る数々のお宝だったり、もしくは<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=616564" target="_blank">国立ソフィア王妃芸術センター</a>が所有するピカソ（Pablo Picasso）の代表作ゲルニカ（Guernika）だったりするわけです。このような状況を指して<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=696584" target="_blank">マニュエル・ボルハ(Manuel Borja-Villel)</a>はこんな風に言っています。<br />
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<span style="color:#0000FF">"Madrid es una ciudad de identidad media, pero culturalmente muy potente"(p47)<br />
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「マドリッドは都市のアイデンティティとしてはそれほどでもないが、文化的には潜在力抜群だ。」<br />
</span><br />
<br />
そんな「宝の持ち腐れ」をしているマドリッドが打ち出した都市戦略が文化を軸に据えた美術館戦略です。上に書いたように元々マドリッドは数多くのお宝を所有していて、それらがプラド美術館(Museo del Prado)を中心とした「アートの黄金の三角地帯(Golden Triangle of Art)」と呼ばれるエリアに集中しています。三角形の他の２角は現代美術の宝庫である国立ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia)と個人所有のコレクション数なら世界第二位を誇るティッセン・ボルネミッサ美術館(Museo Thyssen Bornemisza)です。（ちなみにデータによると、２００７年度の来館者はプラドが２，６５０，０００人、レイナ・ソフィアが１，５００，０００人、ティッセンが９７０，０００人。）<br />
<br />
今回のマドリッド都市戦略は元々あったこのような資産を軸に展開しています。更にこの黄金の三角形の丁度真ん中にスペイン最大の銀行であるラ・カイシャ(La Caixa)が運営する美術館、カイシャ・フォーラム(Caixa Forum)を新たに開設しました。結果、驚くべき事にこのエリアには１５近くもの文化施設が集中する事となりました。<br />
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Museo Reina Sofia<br />
Caiza Forum<br />
Museo Thyssen Bornemisza<br />
Funacion BBVA<br />
Biblioteca Nacional<br />
Museo Arqueologico Nacional<br />
Casa de America<br />
Museo Naval<br />
Museo Nacional de Artes Decorativas<br />
Angiguo Museo del Ejercito<br />
Cason del Buen Retiro<br />
Claustro de los Jeronimos<br />
Museo del Prado<br />
Obervatorio Astronomico Nacional<br />
Museo Nacional de Antropologia<br />
<br />
そしてこれらを結ぶ軸線(1.9km)を現在の交通量の多い車中心の道路から歩行者中心の街路に新しく生まれ変わらせる為に起用されたのが<a href="http://blog.archiphoto.info/?cid=40516" target="_blank">アルヴァロ・シザ(Alvaro Siza)</a>。更に更に、このエリアの始まりには<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080408" target="_blank">スペイン高速鉄道（AVE）</a>発着駅であるアトーチャ駅(Estacion de Atocha)が位置しているという徹底振り。コレによりバルセロナから日帰りコースでアート堪能の旅というのも十分に可能な訳です。<br />
<br />
さて、興味深いのはリノベーションや増設などに伴う建築工事に、各館共にスター建築家を起用している事です。歴史あるプラド美術館の増築にはスペインを代表する巨匠、ラファエロ・モネオ(Rafael Moneo)を起用し、現代美術の殿堂であるレイナ・ソフィアには今年<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%BC%E8%B3%9E" target="_blank">プリツカー(premio Pritzker)</a>を受賞し、今や乗りに乗っている<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=616564" target="_blank">ジャン・ヌーベル(Jean Nouvel)</a>を建築家として招いています。「革新」というイメージを打ち出しているカイシャ・フォーラムの新築デザインには<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=539237" target="_blank">ヘルツォーク＆デ・ムーロン(Herzog & De Meuron)</a>を採用するといった辺りの人選はそれほど間違っていないような気がします。<br />
<br />
腑に落ちないのはティッセン・ボルネミッサ美術館の増築なんですね。ティッセン・ボルネミッサ美術館と言えばかつて、世界第二位の個人コレクション数を誇った名実共に世界に君臨する名美術館。そんな世界屈指の美術館増築ならかなりのニュースになっても良いはず。任されるだろう建築家はモネオやヌーベルに比肩するくらいの建築家であってもおかしくないと思うんですね。しかしですね、この美術館の増築は全くニュースにならず、今日の特集記事にもホンの一行触れられているだけ。<br />
<br />
その理由が実際にティッセン・ボルネミッサ美術館を訪れて分かりました。というのも、この増築デザインはちょっとひどい。<br />
<br />
<img src="images/bohigas1.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
<img src="images/bohigas2.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
<img src="images/bohigas3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
故に「増築による新しい部分」が「広告」にならないんですね。はっきり言って素人級のデザインでかなりがっかりしました。<br />
<br />
誰が担当したのかはココには書きません。カタルーニャの新進気鋭で名を売っている建築家集団とだけ言っておきます。このような大型美術館の新築・改築・増築は必ずしも巨匠が担当しなければならないという事は全くありません。むしろ、経験のあまり無い若い建築家にチャンスを与えるのには僕は大賛成です。しかしそれは実力が備わっていてこそだと思うんですね。じゃないと、「若い者に任せるとコレだから困る」と、後続が断たれる。少なくとも基本的なデザインレベルや仕事に対する誠意、プロの建築家としての誇りは見せて欲しい。<br />
こんな低レベルの仕事をしているのなら、親父のコネしか無い低能建築家と言われても仕方が無いぞ！]]></content></entry><entry><title>バルセロナの食べ歩き方：バスク料理専門店：ONDARRA-BERRI</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=750739" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=750739</id><issued>2008-07-27T20:12:48+09:00</issued><modified>2008-07-27T18:16:51Z</modified><created>2008-07-27T11:12:48Z</created><summary>夏休みが近いという事もあって、最近は毎日のように昼食会、夕食会が続きます。昨日の夜行ったのはバスク料理を専門とするお店, ONDARRA BERRIでした。



場所は以前紹介したイタリアレストラン、Ristoranti Pizzerie La Tagliatellaの直ぐ近く。ディアゴナル通り（D...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>レストラン：バルセロナ</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[夏休みが近いという事もあって、最近は毎日のように昼食会、夕食会が続きます。昨日の夜行ったのはバスク料理を専門とするお店, ONDARRA BERRIでした。<br />
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<img src="images/vasco1.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
場所は以前紹介した<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080721" target="_blank">イタリアレストラン、Ristoranti Pizzerie La Tagliatella</a>の直ぐ近く。ディアゴナル通り（Diagonal）にあるロエベ（Loewe）を車の進行方向へ沿って進んだ次の道を右手に曲がった直ぐの所にあります。<br />
<br />
コンタクト情報<br />
ONDARRA BERRI<br />
Marimon, 7<br />
Tel: 934142055<br />
<br />
バスク料理は仕事でビトリア(Vitoria)へ行った時に食べた程度で本格的なレストランは初めてでした。今回は最近一緒に仕事をしているカタラン人夫婦、M君とCさんと一緒。特にM君は家がレストランの経営をしている事もあって味にはうるさい方。そんなM君お勧めのお店だっただけに楽しみでした。<br />
<br />
先ず一皿目は皆でつついて食べる為に小さいお皿を幾つか頼みました。<br />
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<img src="images/vasco2.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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サラダ(ensalada)<br />
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<img src="images/vasco3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
タラの入った卵焼き。これはトルティーリャ(tortilla de bacalao)ですね。<br />
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<img src="images/vasco4.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
アンチョビのから揚げっぽいの(anchoas rebozadas)。<br />
アンチョビはそんなに塩辛く無く、レモンをかけて食べるとかなり美味しい。トルティーリャはスペインの名産なので何処のレストランでも大概在るのですが、中にタラが入っているのはあまり見た事がありませんでした。しかしコレがいける！美味しい。<br />
<br />
そして今日のメインが肉(carne de ternera con pimientos del piquillo)。<br />
<br />
<img src="images/vasco5.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
ものすごい豪快に肉が出て来た。何でもバスク地方の牛肉は有名だとか。食材を生かしてただ焼いただけなのですが、コレがすさまじく美味しい。ものすごく柔らかくて肉汁たっぷり。ソースとか無しなのですが、肉の旨味だけで十分。味皇さまだったら絶対に「コレは美味いぞーーーー」とか絶叫しているはず。<br />
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そしてデザート。<br />
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<img src="images/vasco6.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
パン生地の上にイチゴとカスタードクリームが載った、日本で言うミルフィーユっぽいお菓子。そんなに甘くも無く豪快ディナーの占めには最適でした。<br />
<br />
コーヒーを入れて一人30ユーロくらい。今夜も大満足でした。]]></content></entry><entry><title>表象文化としてのバルセロナモデル</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=749144" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=749144</id><issued>2008-07-25T21:06:04+09:00</issued><modified>2008-07-25T12:31:00Z</modified><created>2008-07-25T12:06:04Z</created><summary>先日、フランクフルト旅行のエントリで緑の都市計画について書いたのですが、今日の新聞(La vanguardia)にちょっと面白い関連記事が載っていたので紹介します。

ヨーロッパ都市は何処もアーバニゼーションと自家用車の問題に悩まされているのですが、バルセロナも例外...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>バルセロナ都市計画</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[先日、<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%AF%A5%D5%A5%EB%A5%C8" target="_blank">フランクフルト旅行のエントリで緑の都市計画について書いた</a>のですが、今日の新聞(La vanguardia)にちょっと面白い関連記事が載っていたので紹介します。<br />
<br />
ヨーロッパ都市は何処もアーバニゼーションと自家用車の問題に悩まされているのですが、バルセロナも例外ではありません。バルセロナの場合は、一日に1,100,000台の車が郊外から市内に入ってきて、その内の93％が市内に駐車しようとする状況なんですね。<br />
<br />
コレが大気汚染を初めとするあらゆる弊害を引き起こしている訳なんですけれども、市民にとって一番大きな問題は駐車上の問題です。市内は慢性的に駐車場不足に悩まされてきました。しかもその駐車場不足が郊外から来るよそ者の為にその地区に住んでいる人が被るのだからたまったものではない。<br />
<br />
こんな状況を打破しようと交通局が始めたのが緑のエリア(Area Verde)キャンペーンです。市内各エリアに緑色に塗られたゾーンを一定数確保して、そのエリアにはそこに住んでいる住民しか駐車を認めないという優先駐車場です。<br />
<br />
バルセロナ市役所のイニチアティブで、これが始まったのが２００５年だったのですが、結果は大成功。住民は駐車場確保の心配をさほどする必要が無くなったし、郊外から来て駐車する人には料金が高めに設定されているので、自家用車使用抑制にもつながっています。<br />
<br />
さて、今日の新聞によると、バルセロナ市が始めたこのシステムをお隣のタラゴナ市(Tarragona)が輸入しようとしているという事です。それ自体は何ら珍しい事ではないのですが、このシステムを現すのに使用されている単語が何を隠そう「バルセロナモデル(El modelo Barcelona)」。デカデカと「タラゴナが駐車場不足を解決する為にバルセロナモデルを採用したがっている (Tarragona quiere adaptar el modelo Barcelona para solucionar el deficit de plazas que afecta a los residentes)」と謳っています。<br />
<br />
言うまでも無くこのような駐車場システムなんて今や何処の都市でもやっている事で別段バルセロナの発明というわけでもありません。<br />
<br />
近年のバルセロナは何か成功した事例があるとすぐにモデルとして外に売り出す傾向が見受けられます。何故か？それは前回書いたように都市計画は都市にとっての最大の広告だからです。<br />
<br />
もう一点気になったのは、システムのロゴマークに「緑」を多用し、名前にも「緑」が入っている事。<br />
<br />
<img src="images/areaverde1.jpg" width="104" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
駐車場を示す枠は従来は白色で書かれていました。それが今や「緑」に変わりました。<br />
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<img src="images/areaverde2.jpg" width="153" height="200" alt="" class="pict" /><br />
<br />
これは<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%AF%A5%D5%A5%EB%A5%C8" target="_blank">前回書いた</a>「中世の壁から緑の壁への変化」、ノッリの図におけるネガ・ポジに対応する「白黒から緑への変化」と同じ流れの中にいます。<br />
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都市計画、緑、サステイナビリティ、エコロジー、バルセロナモデル・・・これらは全て同じ軸線上に乗っかっている我々の時代の精神を映し出す「表象文化」だと言えると思います。]]></content></entry><entry><title>バルセロナの食べ歩き方：Ristoranti Pizzerie La Tagliatella</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=745913" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=745913</id><issued>2008-07-21T22:37:22+09:00</issued><modified>2008-07-21T20:37:26Z</modified><created>2008-07-21T13:37:22Z</created><summary>昨日は朝からものすごく天気が良くてお昼ご飯を作る気にならなかったので、外で食べようと言う事になりイタリアレストラン、La Tagliatellaへ行ってきました。知人のカタラン人に紹介してもらったのですが、彼曰くバルセロナで一番美味しいそうです。ホントかー？？？とか...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>レストラン：バルセロナ</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[昨日は朝からものすごく天気が良くてお昼ご飯を作る気にならなかったので、外で食べようと言う事になりイタリアレストラン、La Tagliatellaへ行ってきました。知人のカタラン人に紹介してもらったのですが、彼曰くバルセロナで一番美味しいそうです。ホントかー？？？とかなり半信半疑だったのですが、モノは試しという事で。<br />
<br />
場所は日本人にはお馴染みのディアゴナル通り(Diagonal)にある<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%99" target="_blank">ロエベ(Loewe)</a>を山方向へ（Muntaner通り）をほんの数十メートル上がった所にあります。<br />
<br />
Ristoranti Pizzerie La Tagliatella<br />
Muntaner, 239<br />
Tel : 933620534<br />
<br />
バルセロナにあるイタリアンレストランにはかなり頻繁に行くのですが、気が付いた事は各店によって出身地方の特徴が出ているという事。僕が密かにバルセロナで一番美味しいイタリアンだと思っているBella Napoliは読んで字のごとくナポリ風ですしね。（Bella Napoliについては今度書きます。この店のピザとパスタは奇跡的に美味しい）<br />
<br />
今日のレストラン、La Tagliatellaはトスカーナ地方のお店らしいです。聞く所によるとトスカーナ風ピザはかなり薄いとか何とか。<br />
そんなこんなで一皿目、カルパッチョ（Carpaccio）。<br />
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<img src="images/pizza1.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
出てきたのは薄切りにされたハムとチーズ、そしてナンっぽいパンでした。どうやらハムとチーズをこのパンに挟んで食べるらしい。これが結構いける。ハムとチーズに焼きたてのパンは結構相性が良い。<br />
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<img src="images/pizza2.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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そして今日のメイン。ピザ。4つの季節(cuatro estaciones)。<br />
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<img src="images/pizza3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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噂通りピザが薄い。薄い割にはしっかりとした味が出ている。これは又、ナポリ風とは違った美味しさですね。キジが薄い分、そんなに胃にも溜まらなくてほど良い感じ。今までキジが分厚いピザしか食べた事がなかったけど、薄型もナカナカ良いなー。新発見です。<br />
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今日はワインとデザートは無し。前日に食べ過ぎたので・・・。コーヒー入れて一人20ユーロでした。]]></content></entry><entry><title>バルセロナの食べ歩き方：Elcheその２</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=744674" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=744674</id><issued>2008-07-19T23:22:58+09:00</issued><modified>2008-07-20T20:50:02Z</modified><created>2008-07-19T14:22:58Z</created><summary>今日は久しぶりにゆっくりとディナーをしようと言う事になり、落ち着いた雰囲気で食事が出来るエルチェ（Elche）へと行きました。場所は地下鉄3号線と2号線が交差しているパラレル駅（Paral-lel)下車、歩いて2分の所にあります。

コンタクト
住所：Vila Vila 71, 0800...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>レストラン：バルセロナ</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[今日は久しぶりにゆっくりとディナーをしようと言う事になり、落ち着いた雰囲気で食事が出来るエルチェ（Elche）へと行きました。場所は地下鉄3号線と2号線が交差しているパラレル駅（Paral-lel)下車、歩いて2分の所にあります。<br />
<br />
コンタクト<br />
住所：Vila Vila 71, 08004, Barcelona<br />
電話番号：934413089<br />
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<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080225" target="_blank">以前のエントリでも書いた</a>のですが、ココはとにかく海産と米料理関係が美味しい。<br />
今日の一皿目は茹でた海老とピーマン、タマネギ、酢などで味を付けたSalpicon de Marisco。<br />
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<img src="images/elche7.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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シンプルな料理ながら海老の甘味とタマネギの苦味、酢の酸っぱさが絶妙な絡み合いを演じている。量もさほど多くなく前菜にはもってこいの一品。<br />
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そして今日のメインはArroz Caldoso de Bogavante。<br />
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<img src="images/elche8.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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この店はパエリアが有名なのですが、前回このArroz Caldoso de Bogavanteを頼んで以来、やみつきになりました。オーダーは2人前からなのですが、イセエビが丸一匹お皿に入っています。魚介類のエキスがたっぷりと染み込んだお米を雑炊のようにスープと一緒に頂きます。<br />
<br />
もう美味しすぎて生きてて良かったという感じです。ちなみに今日オーダーした赤ワインはLorinon (Rioja)。<br />
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デザートには手作りバニラアイスクリームに熱々のチョコレートをかけまくったHelado mantecado de Vainilla con Chocolate fundido。見た目はあまあま系なのですが、甘さが抑えられたバニラアイスと熱々のチョコが口の中で混ざって、コレマタなんとも不思議な感じ。<br />
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最後は勿論コーヒーミルクで閉める。<br />
閉めて一人40ユーロ。大満足なディナーでした。]]></content></entry><entry><title>フランクフルト旅行その３：広告としての緑の都市計画</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=743994" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=743994</id><issued>2008-07-18T23:24:52+09:00</issued><modified>2008-07-18T21:31:25Z</modified><created>2008-07-18T14:24:52Z</created><summary>フランクフルトを散策していて驚いたのが緑の多さです。ドイツは環境先進国と言われていますが、今回の旅行でその事を実感しました。至る所に木々が植えられ、ちょっとした森林ゾーンが適度に配置されている。
「同じヨーロッパと言っても北と南でこうも都市に違いが出る...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>ヨーロッパ都市計画</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[フランクフルトを散策していて驚いたのが緑の多さです。ドイツは環境先進国と言われていますが、今回の旅行でその事を実感しました。至る所に木々が植えられ、ちょっとした森林ゾーンが適度に配置されている。<br />
「同じヨーロッパと言っても北と南でこうも都市に違いが出るものなのか！」と改めて実感させられます。これはどちらが良い・悪いという問題ではなくて、単に都市の特性が違うという事です。これこそ多様性を確保しているヨーロッパの強みなんですね。<br />
<br />
例えば、<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=558396" target="_blank">フランクフルト国際空港</a>から市内に入る途中にガラス張りの大変現代的な建築があり、その足元に緑に囲まれた小さな家が点在する村のようなエリアに遭遇します。<br />
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<img src="images/frank20.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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以前から気になっていたのですが、市役所の人に聞いたらどうやらコレはウィークエンドハウスだという事です。ドイツでは伝統的に月曜から金曜までは市内で暮らして、週末はのんびりと野菜でも作って静かに暮らすという事が行われているらしいです。<br />
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<img src="images/frank21.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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<img src="images/frank23.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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南の都市が海岸沿いに住宅を建てて日光浴に行くだけなのに対して、ドイツでは緑に囲まれた環境や菜園をわざわざ創り出して週末を過ごすという強い意図が見受けられます。こういう些細な所に何故にドイツが環境先進国なのかという理由が隠されているような気がしますね。<br />
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さて、フランクフルト観光案内所で貰った地図を眺めていたら面白い事に気が付きました。<br />
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<img src="images/frank27.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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中世の城壁の外側を取り囲むように緑の帯が展開しているんですね。<br />
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現代都市はこのような壁（見えない境界）を大きく分けて２種類創り出しました。<br />
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一つ目はヨーロッパ中の都市が例外無く実行している<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=129878" target="_blank">中心市街地歩行者空間</a>の為の境界です。多くの場合、この境界は中世の城壁と一致し、この見えない境界（壁）を明確に決める事によって、都市はこのエリアに重点的に投資をし、中世風景の再現を目指しています。<br />
<br />
もう一つの壁が今日のメインなんですけど、それが緑の壁です。ある一定の厚さ（数十メートルから数百メートルくらい）を持った緑の帯をぐるっと張り巡らせる事によって、その外側への都市の拡散や成長を抑制するというのが主な役割。<br />
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<img src="images/frank24.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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上記の写真はミラノ都市戦略の写真です。ミラノ都市戦略に関しては以前のエントリ：<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=675066" target="_blank">ミラノ旅行その７：ミラノの都市戦略その１：都市マーケティング政策</a>、で少し書きましたが、近年は環境戦略にも力を入れている模様ですね。<br />
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もう一つ別の例を挙げます。<br />
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<img src="images/frank26.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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上記の写真はスペイン、バスク地方の<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=165040" target="_blank">ビトリア都市戦略</a>の写真です。ビトリアは都市の発展・拡散を食い止め、都市をコンパクトに保つ為に緑の指輪を創り出しました。何を隠そうビトリアの都市戦略・環境戦略を創ったのは僕達です。今はこの戦略プランに基ついて計画が実行に移されつつあります。<br />
<br />
多くのヨーロッパ都市は中世の城壁を持っていました。その城壁は多くの場合、外敵から身を守る為に建設されたんですね。同時に都市をコンパクトに保つ為にも機能してきました。<br />
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それに比べて現在建設されている壁は見えない壁です。しかしこの緑の壁はアーバニゼーションという現代都市の病とも言える外敵から、都市自身が身を守る為に建設した第二の壁な訳です。<br />
<br />
この堅固な壁から緑の壁への変化は、僕達の時代がエコの時代でありサステイナビリティの時代であるという事を象徴的に示している出来事だと思います。そしてこのような事例は至る所に見出す事が出来ます。<br />
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<img src="images/frank25.jpg" width="200" height="191" alt="" class="pict" /><br />
<br />
上記の写真は２００５年に僕達が計画した<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=463205&target=commentform" target="_blank">バルセロナ・グラシア地区歩行者空間計画</a>の市民向けパンフレットです。歩行者空間＝公共空間となる所が緑色に塗りつぶされています。<br />
<br />
公共空間と地図といえば、ネガ・ポジという概念の下、白黒を反転する事で公共空間を浮かび上がらせたノリーの図が有名ですが、僕らの時代にはそれが緑色に変わりました。<br />
<br />
何故このような事が起きているのか？<br />
<br />
それは現代都市最強の「広告」は「緑」、「サステイナビリティ」そして「エコロジー」を謳ったサステイナブル都市計画だからです。故にヨーロッパのどの都市も「緑」を前面に出して都市の居住性の高さを謳っているんですね。皆、<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=561014&target=comment" target="_blank">毎年発表される都市ランキング</a>に上位ランクされる事に頭を悩ませている訳です。<br />
<br />
今の時代、我々を取り巻く全てのものが広告化しようとしています。そして良く目を凝らして見ないと、その広告は見えません。何故なら広告の本質とは「見えない事」にあるからです。]]></content></entry><entry><title>フランクフルト旅行その２：未来都市としての広告都市</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=741925" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=741925</id><issued>2008-07-16T18:10:25+09:00</issued><modified>2008-07-16T18:02:14Z</modified><created>2008-07-16T09:10:25Z</created><summary>今回の旅行の目的の一つである展覧会に行く途中にフランクフルト応用芸術美術館( Frankfurt Museum of Applied Arts)があったのでちょっと寄ってみる。



一目見ただけでソレと分かるデザインは勿論リチャード・マイヤー(Richard Meier) 設計の美術館です。真っ白な...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>旅行記：建築</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[今回の旅行の目的の一つである展覧会に行く途中にフランクフルト応用芸術美術館( Frankfurt Museum of Applied Arts)があったのでちょっと寄ってみる。<br />
<br />
<img src="images/frank11.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
一目見ただけでソレと分かるデザインは勿論リチャード・マイヤー(Richard Meier) 設計の美術館です。真っ白なカベと透明感溢れるガラスの組み合わせは濃い緑の中において鋭いコントラストを成し一層映えます。唯、建築として見た時に、それほど成功しているとは言い難いというのも事実。内部もスロープを中心に光溢れる空間を展開しているけど、コレといった見所も特に無く、無難にまとめたという感じかな。<br />
<br />
<img src="images/frank12.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
それに比べたらバルセロナ現代美術館(Museo de Arte Contemporáneo de Barcelona)は彼の傑作の内の一つに数えられても良いくらいの質を持っていると思います。<br />
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<img src="images/frank14.jpg" width="150" height="200" alt="" class="pict" /><br />
<br />
<img src="images/frank15.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
外観・内観共に建築家のやりたかった事と、物語が良く見えて大変気持ちの良い建築に仕上がっていますね。<br />
<br />
さて、長々と同じ作者の２つの美術館を引き合いに出し比較したのには訳があります。何故ならこの質の違いこそ我々の時代の建築と建築家、そして表象の問題を包括しているからです。<br />
<br />
建築って言うのは基本的に「広告」なんですね。ある時は権力の大きさを表したり、ある時は宗教の繁栄振りを現したりしてきました。（ヴェネチアのサンマルコ寺院 (Basilica di San marco)の装飾はその当時の繁栄と権力を他国に見せ付ける為の最も効果的な広告でした。）<br />
<br />
<img src="images/meier3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
マンハッタンやフランクフルトに竹の子のように林立している超高層ビルの多くは各企業の資本力を表したりしているわけです。（その高さが企業力を表している。）<br />
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<img src="images/frank13.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
このように建築が何を表象するのか？もしくは建築に何を表象させるのか？という問題は時代とクライアントによって変遷してきた訳です。<br />
<br />
では我々の時代の建築は一体何を表象しているのか？もっと言うと、クライアントである都市は建築家や建築に一体何を表象して欲しいと思っているのか？それこそ<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20061113" target="_blank">僕が当ブログで何度も問題にしている「観光」</a>な訳です。<br />
<br />
都市間競争が激化する中、今都市が必要としているのは「観光客を惹き付ける事が出来る建築」です。コレが現在スペイン出身のエンジニア（建築家ではありません）カラトラバ（Santiago Calatrava 通称バカトラバ）の建築が売れに売れている理由なんですね。質も高尚さも全く違うゲーリーの建築が、唯、概観の派手さが似ているというだけで同じ俎上に載せられて議論されているという事実こそ、都市にとって大切なのは派手な外観であり、建築的質では無い事を如実に物語っています。（驚くべきはカラトラバ建築の浸透力です。リポイ(Ripoll)なんていうカタルーニャのクソ田舎にさえも存在するくらいなんですね。）<br />
<br />
<img src="images/meier5.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
そして今正に我々の周りを取り囲んでいる環境全てが「広告化」しようとしています。<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=561478" target="_blank">以前にも書いたのですが</a>、その事を大変良く象徴するような状況がバルセロナにありました。下記の写真はバルセロナの中心部、丁度上記のリチャード・マイヤーによるバルセロナ現代美術館の前の壁に描かれたグラフィティを撮影したものです。<br />
<br />
<img src="images/meier6.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
プロも顔負けの実力に驚かされます。と同時に、やはりバルセロナはアートの街であり市民の芸術センスの高さにも驚かされるんですね。実際ココへ行くと沢山の観光客が一生懸命記念撮影をしている場面に遭遇します。<br />
<br />
しかしですね、ココにグラフィティを書いている人というのは、その辺に居る若者なんかではなくて、市役所に登録して、場合によってはお金を払って書いている人達なんですね。言わばプロ、もしくはセミプロと言っても良い人達です。中には企業に雇われて書いている人も居ます。<br />
<br />
<img src="images/meier7.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
<img src="images/meier8.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
何故都市がこんな事をするのかというと勿論目的は一つ。観光客に「デザイン都市」というイメージを植え付ける為であり、観光客を惹き付ける為です。<br />
<br />
対照的に道を挟んだ反対側ではリチャード・マイヤー設計の美術館がこれでもかというくらい白く輝いています。こちらのカベには落書き一つありません。何故なら毎朝、掃除のおじちゃん・おばちゃんが一生懸命消しているからです。<br />
<br />
<img src="images/meier9.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
<img src="images/meier10.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
何故か？何故ならこの白い壁はバルセロナの純白さを現していて「清潔な都市」というイメージを観光客に持って欲しいからです。<br />
<br />
道を挟んで両側では一見、全く逆の行為が行われているかのようです。一方ではカベに落書きが日夜され、もう一方では描かれた落書きが日夜消されている。しかしですね、この一見逆の行為の目的はとても明確に一致しているんですね。何の為か？観光の為です。両行為とも都市のイメージを高める為に仕組まれている事なんですね。<br />
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一番効果のある広告とは見えない広告です。あからさまな広告より広告だと分からず我々の潜在下に訴えかける広告ほど効果的なものは無い。今、我々を取り巻く全ての環境が広告と化そうとしています。]]></content></entry><entry><title>フランクフルト旅行その１：フランクフルト(Frankfurt)に見る都市の未来</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=740847" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=740847</id><issued>2008-07-14T19:50:41+09:00</issued><modified>2008-07-17T19:43:25Z</modified><created>2008-07-14T10:50:41Z</created><summary>木曜・金曜とロボットプロジェクト(URUS)のパートナーミーティングがバルセロナ某所で朝から晩まであり、週末は仕事関係の所用でフランクフルト(Frankfurt)へ行ってきました。



フランクフルトに関しては以前のエントリ(都市化する空港と効率指標としてのアクセッシ...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>ヨーロッパ都市計画</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[木曜・金曜と<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080507" target="_blank">ロボットプロジェクト(URUS)のパートナーミーティング</a>がバルセロナ某所で朝から晩まであり、週末は仕事関係の所用でフランクフルト(Frankfurt)へ行ってきました。<br />
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<img src="images/frank1.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
フランクフルトに関しては<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=558396" target="_blank">以前のエントリ(都市化する空港と効率指標としてのアクセッシビリティなど)</a>で何度か取り上げたのですが、この都市ほどグローバリゼーションの影響をモロに受け、そのポジティブ・ネガティブ、両方の影響が見事なまでに可視化している都市も少ないと思います。効率性と娯楽性が極度に入り混じり、都市レベルにおいて、娯楽性の為に効率性が使用されようとしているこの都市は、ある意味、都市の未来なのかも知れないと思わされます。<br />
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何時もならココで都市アクセッシビリティ評価に入る所なのですが、フランクフルトのダントツのアクセッシビリティについては<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=Super+Functional+City%3B+Frankflut" target="_blank">以前のエントリ、Super Functional City; Frankfurt</a>で詳しく書いたので反復は避けたいと思います。ちなみに空港から中心街まではきっかり１５分。帰りは搭乗手続きの１時間前まで街を堪能して、中央駅から１５分で空港へ。チェックインカウンターでは無く、自動販売機で搭乗手続きを５分で終わらせて余裕の搭乗でした。<br />
<br />
さて、フランクフルトは何故これほどの効率性を持つ事になったのでしょうか？先ず考えられる第一の要因としては勿論空港のハブ化が挙げられるかと思います。フランクフルト空港が開設されたのは１９３６年で当時は軍基地として使用されていたようです。それが<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Frankfurt_Airport" target="_blank">ヨーロッパの国際的ハブ空港（Frankfurt am Main International Airport）</a>として使用されるようになったのが１９７２年。下の写真は１９４６年当時の焼け野原の写真です。<br />
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<img src="images/frank2.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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下の写真は１９６８年に撮影されたもの。終戦直後からするとかなり復興していますが、現代に繋がるような風景は未だ出てきていません。<br />
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<img src="images/frank3.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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下の写真は１９７９年の写真。<br />
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<img src="images/frank4.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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この頃になると既に高層風景が出現しているのが見て取れます。年代的にも空港の発達と期を逸にしていると言えると思います。まあそんな事は当然と言えば当然で、アクセッシビリティが良い所に最もお金が集まるというのは世の常。ちなみに道と道が交差する所に市が立ち上がって公共空間になったというのは良く知られた話ですね。それよりも注目すべきは国際ハブ空港を誘致する事を1960年代に既に思い付いていたフランクフルト市の戦略性ですね。その裏には勿論、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9" target="_blank">ユルゲン・ハーバーマス（Jürgen Habermas）</a>を中心とする<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E5%AD%A6%E6%B4%BE" target="_blank">フランクフルト学派（Frankfurt School）</a>が噛んでいるだろう事は容易に想像が付く所です。<br />
<br />
現代のアクセッシビリティについてもう少し言えば、空港と並んで重要な機能が港なのですが、フランクフルトの場合はそれをライン川（River Main）の機能で補充しているようですね。この２つの機能を持つ事が都市の発達においては必要不可欠なのですが、コレこそアムステルダム（Ámsterdam）が急成長を遂げた要因であり、現在バルセロナが急ピッチで進めている計画な訳です。これをされると困るのがマドリッド。だから中央政府はナカナカ「ウン」と首を立てに振らない訳ですね。<br />
<br />
さて、まあココまでなら良くある話で、例えばロンドンなんかシティ・オブ・ロンドン(City of London)とか言うヨーロッパ随一を誇る金融街を持っています。それを表象しているのが<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=535928" target="_blank">リチャード・ロジャース（Richard Rogers）のロイズ オブ ロンドン(Lloyd's of London)</a>であり、<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=535378" target="_blank">ノーマン・フォスター（Norman Foster) のスイス・リ本社ビル（Swiss Re Headquarters）</a>な訳です。ちなみにフランクフルトの顔である<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Commerzbank" target="_blank">コメルツ銀行本社ビル（Commerzbank）</a>を設計したのは同じくフォスターです。いち早く環境負荷を考慮に入れて高層をデザインしている辺りはさすが天才、サー、ノーマン・フォスター。<br />
<br />
さて、フランクフルトが他の都市と一味も二味も違う点は、このような急激なグローバリゼーションの波に浸された結果、グローバリゼーションの負の面である都市の闇が如実に市内に可視化される事となってしまった点なんですね。グローバリゼーションの真っ只中に居るヨーロッパの現代都市は必ず２つの顔を持っています。そして表の顔が美しければ美しい程、裏の顔は何処か見えない所へと隠される事となります。<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=599514" target="_blank">（典型的な例がこちら：都市の闇：ヴェネチア(Venezia)の裏の顔とジェントリフィケーション(Gentrification)）</a><br />
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しかしフランクフルトの場合はその見えない筈の負の面が隠される訳でも無く、堂々と表に出て来て、前述の金融街とまるで対を成しているかのように成り立っている。しかもその「負の面」が今正に「正の面」へと変化しようとしているかのようです。それがヨーロッパ随一とも言われるフランクフルトの風俗産業です。今やフランクフルトはアムステルダムと並ぶ風俗の聖地（性地）と化しました。<br />
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下の写真は駅前から金融街を見た所。<br />
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<img src="images/frank5.jpg" width="150" height="200" alt="" class="pict" /><br />
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夜に同じ場所から同じ方向を見ると街は違う顔を現します。<br />
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<img src="images/frank6.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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<img src="images/frank7.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
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ピンクや赤、青色のネオンの部分は全て風俗です。<br />
<br />
<img src="images/frank8.jpg" width="200" height="150" alt="" class="pict" /><br />
<br />
アムステルダムの飾り窓は国際的に有名ですが、多分フランクフルトの風俗産業の発展振りはこの街を訪れた事のある人しか知らないと思います。ちなみにドイツでは売春は合法らしいです。<br />
<br />
風俗産業と言うと僕等日本人は陰気、危険、悪というイメージを抱きがちですが、アムステルダムと同様、ココにはそんなイメージは一切無いように思われます。（少なくとも街中を歩いていて危険だと感じる事はありませんでした。）<br />
<br />
反対に性をポジティブなモノと捕らえた陽気さすら漂っています。フランクフルト市はオフィシャルにこの地域を宣伝してはいませんが、実質既に観光名所化している事実を考えると近い将来、市役所が大々的に宣伝し始めるのも時間の問題かと思われます。何故なら観光客がココに落としていってくれる金額は無視出来ない程、都市の収入に占める割合が高いと思われるからです。<br />
<br />
真夜中、ホテルの窓から金融街の表象である超高層を眺めながら、その足元にそれが惹き付けてしまう「もう一つの欲望」の風景を見ていると、この街が表象しているモノこそ、人間そのものなのではないのか？と思えてきてしまいます。同時に、人間の欲望とはなんて深いんだとも思わされます。ココには人間の欲望の内の2つもが表象されているのですから。]]></content></entry><entry><title>聴け、カタラン人よ (Escolta, Catalunya)</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=735224" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=735224</id><issued>2008-07-08T21:44:31+09:00</issued><modified>2008-07-08T19:48:54Z</modified><created>2008-07-08T12:44:31Z</created><summary>前回のエントリに対してパブロ・イクラさんに頂いたコメントの返信を書いていたら、無償にカタラン人に対してモノを言いたくなったので、僕の返信をそのまま転載します。ちなみにこのエントリの題名は読む人が読めば分かりますよね。（そう言えばずいぶん前にジョルディ・...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>バルセロナ日常</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[前回のエントリに対してパブロ・イクラさんに頂いたコメントの返信を書いていたら、無償にカタラン人に対してモノを言いたくなったので、僕の返信をそのまま転載します。ちなみにこのエントリの題名は読む人が読めば分かりますよね。（そう言えばずいぶん前にジョルディ・ボージャ（Jordi Borja)も全く同じ題名の記事を新聞に寄稿してたなー）<br />
<br />
<br />
こんにちは、パブロ・イクラさん。コメントありがとうございます。<br />
「カタランがブームになる日も近い」はかなり現実的だと思います。<br />
<br />
これだけグローバリゼーションが進むと世の中のどんな情報にもアクセス可能になっちゃうんですね。するとその内、スペイン語すら消費される日が来るでしょう。そうなると、絶対的に地域的なモノが価値を持つ時代が確実にやってきます。<br />
<br />
僕が良く例えるのはグーグルの話なんですね。グーグルは世の中の情報を全て整理し尽そうとしている。グーグルを使えば世の中に存在する全ての情報を収集する事が出来る日が必ずやってくると思います。そんな世の中で真に価値を持つのは、グーグルが収集出来ないような情報、つまり長い時間をかけて蓄積される体験などなんですね。<br />
<br />
僕が今、全力を傾けてスペインでの体験を蓄積しているのにはそういう訳があります。<br />
<br />
話を戻すと、カタランのブームが来る前にカタラン文化が消えて無くなりやしないか心配しています。去年でしたか、Edicion６２が危機に陥りましたよね？あれなんて典型的な例で、僕の周りなんかで何時もは「カタルーニャ、カタルーニャ」とか騒いでいる連中すら、Edicion６２で文庫は買わない。何故なら高いからという言う始末。<br />
ココへ来て、カタラン人が「カタルーニャ」と言っている理由は、かなり表面的な、ある種のブームでしか無い事が露呈してしまった訳ですよ。<br />
<br />
僕としてはもう少し、自身の素晴らしい文化に誇りを持って欲しいのですが・・・外国人の勝手な願望であるという事は分かっているのですが、素晴らしい文化が薄れていくのを見るのは忍びないし、何より勿体無いですよね。<br />
長くなってしまって申し訳ありません。]]></content></entry><entry><title>最近日本ではスペイン語が流行っていると聞いて</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=734066" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=734066</id><issued>2008-07-07T23:15:09+09:00</issued><modified>2008-07-07T21:16:51Z</modified><created>2008-07-07T14:15:09Z</created><summary>最近ちょっと忙しかったので久しぶりに家でのんびりしてみる。Dailymotionで久しぶりにBleachを見てビックリ。なんか敵役がスペイン語しゃべってるし！！！なんでスペイン語なんだ！！
コレを見ていて、そういえば何処かのブログで最近日本ではスペイン語ブームだと書か...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>サブカル</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[最近ちょっと忙しかったので久しぶりに家でのんびりしてみる。Dailymotionで久しぶりにBleachを見てビックリ。なんか敵役がスペイン語しゃべってるし！！！なんでスペイン語なんだ！！<br />
コレを見ていて、そういえば何処かのブログで最近日本ではスペイン語ブームだと書かれていたのを思い出しました。<br />
<br />
この事は先日書いた事と少し関連があるのかもしれません。以下適当な事を言います。<br />
<br />
僕が思うに、多くのテレビ番組というのは何処か果てしなく遠い彼方を想定して作られていると思うんですね。だから主人公の台詞とかにさりげなく英語のフレーズとかを入れると、なんか良く分からないけど日本じゃない何処かの国の言葉だから「かっこいい」感じを受ける日本人が大半だったと思います。例えば、「１，２，３」の変わりに「ワン、ツー、スリー」と言ったように。<br />
<br />
しかしですね、近年のグローバル化による外国製品の氾濫や海外旅行や留学が当たり前になってくると国民の英語力がソコソコ上がってくるという現象を引き起こしたんですね。<br />
そうすると、「ワン、ツー、スリー」に昔は感じていた不思議な感じ、「日本じゃない何処か遠くの憧れの地」というイメージが英語からは全く沸いてこない訳ですよ。<br />
<br />
反対に「ワン、ツー、スリー」の代わりに「ウノ、ドス、トレス」とか言われると、大抵の日本人はさっぱり分からない訳ですね。別にスペイン語じゃ無くてもいいんだけど、とにかく、その発音が昔は英語が担っていた、何処かに存在するけど、すごく遠くというイメージを喚起する訳ですよ。<br />
<br />
コレが最近日本でスペイン語が流行っているという理由だと思いますね。<br />
<br />
関係無いかな。]]></content></entry><entry><title>スペイン留学について</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=732531" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=732531</id><issued>2008-07-06T19:29:47+09:00</issued><modified>2008-07-06T19:26:48Z</modified><created>2008-07-06T10:29:47Z</created><summary>最近、色々な所を通じてスペイン留学についての質問を受けます。多い時では一日に３通ものメールを受け取る事もザラでは無くなりました。メールを頂いた時は出来るだけ返事を書くようにしていますが、仕事の都合などから返事が遅くなったり出来なかったりする事が多々あり...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>大学・研究</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[最近、色々な所を通じてスペイン留学についての質問を受けます。多い時では一日に３通ものメールを受け取る事もザラでは無くなりました。メールを頂いた時は出来るだけ返事を書くようにしていますが、仕事の都合などから返事が遅くなったり出来なかったりする事が多々あります。この場を借りてお詫び申し上げます。<br />
<br />
さて、今日僕がこのエントリを書こうと思った理由の一つはフランスに留学されている方の大変素晴らしいサイトに出会ったからです。<br />
<br />
<a href="http://mesetudesenfrance.blogspot.com/" target="_blank">Madeleine Sophieさんによる「フランスへの日々」</a><br />
<br />
彼は「何故フランスに留学するのか？」という質問に大変判り易く、且つ理路整然と答えられています。特に「EU拡大と世界最大統一市場における日本人の人材不足」を見据えた長期的戦略は、僕がこちらに来た理由と重なる所が多々あり、新鮮な驚きですらありました。事実僕は今スペインの公共機関で都市計画関連の<a href="http://blog.archiphoto.info/?cid=39208" target="_blank">欧州連合プロジェクト</a>と<a href="http://blog.archiphoto.info/?cid=35267" target="_blank">スペイン国内プロジェクト</a>を担当しているのですが、このような環境で働き始めて５年近く経ちますが、カタルーニャ州政府、市役所関連は勿論、欧州連合プロジェクトですら未だかつて同じ境遇で働いている日本人に出遭った事はありません。<br />
<br />
その一方で、日本人の人材需要は明らかにあると日々感じています。勿論中には「欧州の税金で賄われているプロジェクト、しかもアメリカや日本に対抗する為のプロジェクトになんで日本人が居るんだ！」という人も居ない事はありませんが、それを差し引いたとしても全く違う文化から来た日本人の発言を大変興味深く、チームに多様性をもたらすものとして見なしてくれるポジティブな意見が大多数を占めていると思います。<br />
<br />
このような状況を考えた時、人生の中においてヨーロッパ留学という選択肢は大いに有り得ると思います。とは言っても留学は楽しい事ばかりではありません。僕も何度帰ろうと思った事か・・・。例えば言語問題。言語を身に付ける事は勿論簡単ではありません。それこそ血の滲むような毎日の努力が必要です。ちなみにバルセロナで生きていこうと思ったら、スペイン語に加えて英語とカタラン語が必要です。「スペインではスペイン語が話されている」と日本では思われていますが、スペイン語というのはスペインで使用されている４つの言語の総称なんですね。バルセロナを首都とするカタルーニャ地方ではカタラン語が日常語として使用されているので、生き抜いていく為にはカタラン語がある程度理解出来る事が必須なんですね。<br />
<br />
しかしそんな途方も無い努力をしたとしても、苦労をする価値は十分にあると僕は思います。もっと言っちゃうと、僕達の世代辺りから（１９７０年代後半）、日本人の言語を取り巻く状況が変わってきているような気がします。生れた時からある程度豊かな生活をし、海外旅行が当たり前になり、海外留学すら誰でも気軽に出来る世代。この世代では英語が出来るという事が競争力にならなくなりつつあるのではないでしょうか？はっきり言って英語はしゃべれて当たり前の状況になりつつある。その上で第三言語をどうするか？に世界状況は変わってきている気がします。<br />
<br />
そんな状況下における言語選択を考えた時にMadeleine Sophieさんの言われるように、EUオフィシャル言語であるフランス語という選択には全く賛成します。（余談ですが、ついこの間行われた<a href="http://blog.archiphoto.info/?eid=676315" target="_blank">ユーロビジョン</a>でもオフィシャル言語として英語とフランス語が併用されていました。なんて強いんだ、フランス語！！）その上で言わせてもらうと、スペイン語という選択肢もありだと思うのが僕の立場。<br />
<br />
先ず第一にスペイン語を操れる日本人の圧倒的な少なさ。近年留学生が増えてきたとは言われるものの、留学メジャー国に比べるとまだまだ少ないというのが実情だと思います。<br />
第二に世界市場におけるスペイン語圏の影響力の大きさ。スペインは元より南米そしてカリフォルニアを始めとする全米でスペイン語は話されています。そしてEUにおける近年のスペインの弾頭。特に当ブログで何度も取り上げている<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%C3%CF%C3%E6%B3%A4%A4%CE%B8%CC&submit=SEARCH" target="_blank">「地中海の弧」同盟</a>はバルセロナがイニチアティブを取っていますし。などなど、挙げればキリがありません。<br />
<br />
住み慣れた国を離れて他国で暮らす留学に困難は付き物です。それこそ毎日が戦いだと言っても言いすぎだとは思いません。そんな状況下で最終的に一番大事なのは「生きていく力」だと思います。どんな困難に遭遇しても考えて切り抜ける力と根性ですね。<br />
<br />
皆さんがんばりましょう。]]></content></entry><entry><title>バルセロナ賃貸住宅価格事情と新築価格事情</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=727745" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=727745</id><issued>2008-07-01T21:39:56+09:00</issued><modified>2008-07-01T13:23:25Z</modified><created>2008-07-01T12:39:56Z</created><summary>今日の新聞(La Vanguardia, 1 de Julio, 2008: Los Alquileres frenan)にバルセロナにおける賃貸住宅価格事情が載っていました。スペインにおいてテロ、移民そして住宅は3大問題だと言われています。「そんな大げさな」とか思われるかもしれませんが、バルセロナにおける...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>バルセロナ都市</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[今日の新聞(La Vanguardia, 1 de Julio, 2008: Los Alquileres frenan)にバルセロナにおける賃貸住宅価格事情が載っていました。スペインにおいてテロ、移民そして住宅は3大問題だと言われています。「そんな大げさな」とか思われるかもしれませんが、<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%BD%BB%C2%F0%BB%F6%BE%F0" target="_blank">バルセロナにおける住宅事情</a>を真近で見ていると、様相は正に戦争そのものです。3ヶ月毎に発表される賃貸住宅価格は、ほとんど馬鹿げた数字のごとく上昇を続け、平均賃貸価格が１０００ユーロを超え最低賃金の約2倍、スペイン平均賃金をも上回るまでに上昇し、市民の生活を圧迫していました。<br />
<br />
そんな状況にもようやくブレーキが掛かり始めたのが今期です。年明けから続いていた明らかなスペイン経済の危機に対して、<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080415" target="_blank">サパテロ首相(Jose Luis Rodriguez Zapatero)</a>は「失速しているだけだ」を連発し、どうにもならない状況に対してようやく「経済危機」を認めたのは先週の事でした。そして今期、こんな大不況とインフラの中においてさえも上昇を続けていた賃貸価格にも「失速の波」はようやく影響を及ぼし始めました。（これは逆に言うと、それほどスペイン経済の危機は深刻だという事ですね。賃貸価格が下がり始めたからと言って、単純に手放しで喜んではいられません。）<br />
<br />
今日の新聞によると今年最初の四半期（1,2,3月）の賃貸価格は2007年に比べて2%低下したそうです。「なんだー、たった2%かー」なんて思いがちですが、2007年最後期（10,11,12月）の上昇率は17,8%。つまり実質20%価格落ちした事になります。2007年通年比較では少し落ちて上昇率は13,6%。それでも15,6%価格落ちしています。<br />
<br />
何故価格減少が起こったのか？一つには勿論だけどバルセロナ大都市圏の諸都市の住宅価格が市内よりも安く、バルセロナ市内との連結が非常に良いという事情が挙げられるんですね。例えば<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%DB%A5%B9%A5%D4%A5%BF%A5%EC%A5%C3%A5%C8%BB%D4" target="_blank">以前のエントリで書いた移民都市、ホスピタレット市(L'Hospitalet de Llobregat)</a>の平均賃貸価格は月961ユーロ。バルセロナから電車で30−40分程の所にある比較的裕福な層が多く住むサバデル(Sabadell)が924ユーロ、テラサ(Terrassa)が939ユーロとなっています。<br />
<br />
タラッサには僕が以前行ってた<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=Catedra+UNESCO" target="_blank">Catedra UNESCO</a>があるので、よく知っているのですが、非常に美しい町です。一応大学（<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%AB%A5%BF%A5%EB%A1%BC%A5%CB%A5%E3%B9%A9%B2%CA%C2%E7%B3%D8" target="_blank">カタルーニャ工科大学(Universidad Politecnica de Catalunya)</a>）があり、小さいながらも文化施設は充実していて賑わいのある街です。<br />
<br />
さてバルセロナ市内に目を移し、より詳細に価格変動を見てみます。市内平均賃貸価格は２％減少で月1020,39ユーロ。（ちなみに賃貸物件の平均平方メートルは71m2です。）市内で一番価格が落ちているのが歴史的中心地区であるCiutat Vellaで2007年最後4半期（10，11，12月）に比べて7,3%落ち、月876,23ユーロとなっています。<br />
<br />
続いて減少幅が大きいのがSant Martiで6.2％減少で月883，84ユーロ。Graciaは4,8%減の984ユーロ。Sarria-Sant Gervasiは3,2%減の1260，95ユーロとなっています。<br />
<br />
反対に価格が上昇しているのはEixampleで3%増加の1160,17ユーロ。Nou Barrisが5,5%増加の902,51ユーロ。Horta-Guinardoが3,3%増加の907,49ユーロとなっています。<br />
<br />
2007年最後期（10,11,12月）には全10街区の内、1000ユーロを越えた地区が実に５つだったのに対して、今期は３つになりました。<br />
<br />
バルセロナ市内街区別賃貸価格リスト<br />
街区名　　　賃貸価格　　上昇（減少）率　　平方メートル辺り賃貸価格<br />
<br />
平均賃貸価格1020,39Euro -2% 15,56Euro<br />
Sarria-Sant Gervasi 1260,95Euro  -3,2%, 15,87 Euro<br />
Les corts 1184,29 Euro  -1,1%, 15,71Euro<br />
Eixample 1160,17Euro  +3%, 15,68Euro<br />
Gracia 984,59Euro -4,8%, 15,87Euro<br />
Sant Marti 979,99Euro -6,2% 15,06Euro<br />
Sants-Montjuic 935,62Euro -2,1% 16,06Euro<br />
Horta-Guinardo 907,49Euro +3,3% 15,65Euro<br />
Nou Barris 902,51Euro +5,5% 15,65Euro<br />
Sant Andreu 883,84Euro -0,3% 13,64Euro<br />
Ciutat Vella 876,23Euro -7,3% 15,99Euro<br />
<br />
このような賃貸価格状況の変化に対して新築住宅価格の状況も変化を起こしています。<br />
<br />
先ず１９９８年から続いてきた新築住宅価格上昇に今年初めてストップが掛かりました。２００８年１月から６月までの統計によると、その減少率1,2%。住宅価格があまりにも高くなり過ぎた為に、もう誰も買おうとしなくなってしまったんですね。<br />
<br />
新築住宅価格をスペイン都市別に見ると一番高額なのはバルセロナ(Barcelona)で4,527&#8364;/m2。一番高額な都市が首都じゃないところがこの国の面白い所。しかも２番手でも無いし・・・。２番手に付けているのはバスク地方の都市、サン・セバスチャン（San Sebastian）で4,035&#8364;/m2。ラファエロ・モネオ(Rafael Moneo)が手がけた海沿いのあるオーディトリアムがある事で有名ですね。あと海岸沿いにあるチリダ(Eduardo Chillida)の彫刻も。３番手にやっと首都登場。マドリッド（Madrid）3,916&#8364;/m2。<br />
<br />
逆にスペインで最も新築住宅が安い地域はポンテベドラ（Pontevedra）で1,484&#8364;/m2。その次がバダホス（Badajoz）で1,525&#8364;/m2。続いてルーゴ（Lugo）1,547&#8364;/m2。ルーゴと言えば友達のマルティン君（Martin）の出身地だったっけ。<br />
<br />
バルセロナ市内での新築住宅変動を見るとこんな感じ。<br />
<br />
Sarria-St.Gervasi 6,3%<br />
Ciutat Vella 3,8%<br />
Nou Barris 3,3%<br />
St.Marti 2,1%<br />
St.Andreu 1,2%<br />
Gracia 0,4%<br />
Eixample 0,3%<br />
Sants-Montjuic -3,4%<br />
Les Corts -4,1%<br />
Horta-Guinardo -4,5%<br />
<br />
Sarria-St.Gervasi 地区の価格上昇は何時もの事として、Nou BarrisやSt.Martiの新築価格が上がっている所が面白い。このエリアは市内において移民が集中している地域なんですね。反対にGraciaやEixample、Les Cortsで住宅価格が下がっている。これらの地域は学生に特に人気がある事から価格は市内でもトップクラス。それでも若者がこぞって住みたがる事から、落ち着いて住みたい層には敬遠されているという事か。それが価格に反映していると見なす事も出来ますね。<br />
<br />
今期のデータ（１，２，３月）で住宅（賃貸）価格にスペイン経済の危機の影響が出始めました。次期（４，５，６月）辺りから影響はもっと顕著になるものと思われます。大注目です。]]></content></entry><entry><title>観光客の移動軌跡: Digital footprinting: uncovering the presence and movements of people from user-generated content by Fabien Girardin</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.archiphoto.info/?eid=726870" /><id>http://blog.archiphoto.info/?eid=726870</id><issued>2008-06-30T21:43:54+09:00</issued><modified>2008-06-30T13:43:51Z</modified><created>2008-06-30T12:43:54Z</created><summary>先日行われたＩＣＩＮＧワークショップ発表者の中で明らかに異彩を放っていたのはFabien Girardin君でした。他の発表者が「ユビキタス社会」などの標語の下にマクロで抽象的な話を展開する一方で、彼の発表は具体的なミクロなデータに基ついた現実的なものだったんですね...</summary><author><name>cruasan</name></author><dc:subject>大学・研究</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[先日行われた<a href="http://www.fp6-project-icing.eu/partner_08.html" target="_blank">ＩＣＩＮＧワークショップ</a>発表者の中で明らかに異彩を放っていたのは<a href="http://www.girardin.org/fabien/" target="_blank">Fabien Girardin</a>君でした。他の発表者が「ユビキタス社会」などの標語の下にマクロで抽象的な話を展開する一方で、彼の発表は具体的なミクロなデータに基ついた現実的なものだったんですね。<br />
<br />
彼は何をやっているかというと、観光客の軌跡を追跡する研究を行っているんですね。観光客の移動軌跡の研究という分野は勿論、歩行者の移動軌跡研究の一部に含められます。<br />
<br />
<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%D1%A1%BC%A5%BD%A5%F3%A5%C8%A5%EA%A5%C3%A5%D7" target="_blank">前に書いたようにこの分野の一番の武器は「パーソントリップ調査」</a>です。この調査は都市圏をゾーンに分けた上で、そこに住む人の中から3％ほどを統計学的に抽出して諸活動についてアンケート調査を行います。このようにして都市圏での人の動き方というのがある程度把握可能となる訳です。<br />
<br />
この調査の問題点としては、<br />
１．ゾーニフィケーションの範囲が数キロｘ数キロと非常に広い事からゾーンからゾーンへと移動する人の軌跡をある程度把握する事は可能ですが、ゾーン内において、どの道を用いているのか？と言ったような街路レベルでの行動把握は無理だという点。<br />
<br />
２．都市圏を調査対象として全人口の数パーセントを抽出する事から、この調査には莫大な費用がかかります。故にそれほど頻繁に行う事は財政上出来ないんですね。ちなみにバルセロナの場合は一回の調査に1.5 M Euroで５年おきに行われています。ヘルシンキの場合には2M Euroで約８年おきです。という事は利用可能な調査情報というのは直ぐに古くなり、現実には対応する事が出来ないという事態が起こります。<br />
<br />
上述のような問題点を踏まえた上で僕達がＩＣＩＮＧで提案したのがパーソントリップ調査を補う手法としての「携帯電話トラッキング手法」でした。基本アイデアは非常に単純で、携帯電話の位置情報を抽出する事により、パーソントリップの欠点であった時空間情報の粗さを補完しようという事なんですね。都市には携帯通話の為のアンテナが張り巡らされていて、一つのアンテナのカバー範囲は約５００メートル（地域による）。そしてケータイが一つのアンテナからもう一つのアンテナに移動する時、信号のやり取りをするので位置情報は携帯電話会社に保存されているんですね。<br />
<br />
もしこの手法を実現する事が出来れば、それはパーソントリップ調査に比べて時空間情報の質が明らかに上がる事となります。特に時間情報に関してはほぼリアルタイムで把握可能です。（約３０分の遅れあり）そして、この手法は「部分的」には既に実現されています。それが<a href="http://senseable.mit.edu/" target="_blank">MIT SENSEable City Lab</a>の<a href="http://senseable.mit.edu/wikicity/" target="_blank">Ｗｉｋｉｃｉｔｙ関連プロジェクト</a>だという事は以前に書きました。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF">Ratti, C., Pulselli, R. M., Williams, S., and Frenchman, D. 2006. Mobile landscapes: Using location data from cell-phones for urban analysis. Environment and Planning B: Planning and Design, 33(5):727 &#8211; 748.<br />
<br />
Calabrese, F., Ratti, C., Real Time Rome. Networks and Communication Studies, vol. 20, nos. 3 & 4, 2006, pp. 247&#8211;258.</span><br />
<br />
ビジュアルインパクトがかなり強いこの研究は「携帯電話トラッキング」という分かり易い主題と相まってとても有名になってしまいました。しかしですね、<a href="http://blog.archiphoto.info/?day=20080403" target="_blank">以前のエントリでも書きましたが</a>ＭＩＴがやっているのは「ケータイトラッキング」では無いんですね。彼らが抽出しているのは、アンテナ内で通話を行っている人の通話密度情報です。そしてこの情報にはアンテナからアンテナへの移動情報（ハンド・オーバー情報）は含まれて居ません。<br />
<br />
つまりＷｉｋｉｃｉｔｙからパーソントリップ調査を補完する経路情報を抽出する事は不可能なんですね。僕達がＩＣＩＮＧで行った提案には勿論、このハンドオーバー情報も含まれています。そして５００メートル四方という携帯電話アンテナでも拾え切れない経路選択情報を補完する為にＢｌｕｅｔｏｏｔｈトラッキング手法を組み合わせています。（今回のワークショップで僕が発表したのがこのＢｌｕｅｔｏｏｔｈトラッキング手法とそこから得られた生データです）。このＢｌｕｅｔｏｏｔｈトラッキングでは人の軌跡をおよそ１０メート以下の誤差で知る事が出来ます。それはパーソントリップ調査や携帯トラッキングに比べるとほとんどピンポイントだと言っても良いと思います。<br />
<br />
さてこのような歩行者軌跡調査の伝統手法から言ってもファビアン君の調査研究はかなり異質な所を突いていると言う事が出来ると思います。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF">Girardin, F., Dal Fiore, F., Blat, J., and Ratti, C. (2007). Understanding of tourist dynamics from explicitly disclosed location information. In The 4th International Symposium on LBS & TeleCartography.</span><br />
<br />
先ず彼が研究対象としているのが観光客だという点。<a href="http://blog.archiphoto.info/?search=%A5%B8%A5%A7%A5%F3%A5%C8%A5%EA%A5%D5%A5%A3%A5%B1%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3" target="_blank">当ブログで何度か問題にしているように</a>現代都市において観光というのは必要不可欠なファクターに成長しました。観光無しでは都市経営はほとんど不可能だと言っても良い所まで来ていると思います。その一方で観光が都市に引き起こす弊害も、もはや目を瞑る事が出来ない所まで来ているのも事実なんですね。そして今の所、このような観光による弊害をコントロールする手法は存在しません。<br />
<br />
何故か？幾つかの要因が考えられるのですが、一つには観光客のデータの取りにくさというのが挙げられるかと思われます。例えば現在のパーソントリップ調査は居住地ベースで平均的な一日を想定して行われているので、非日常的な出来事である観光などは勿論含まれていません。更に観光は季節などによる変動が大きい事から現行の調査方法では対応が難しいんですね。このようなデータが無いという問題に加えて、仮にデータがあったとしてもミクロスケールで観光客の動きを捉えられるかどうかは大変疑問です。<br />
<br />
ファビアン君の研究はこのような状況に一石を投じるものだと見なす事が出来ます。<br />
<br />
システムとしては非常に簡単。世界最大級のフォト・アーカイブであるＦｌｉｃｋｅｒに投稿された写真についているジオ・リファレンス（時空間情報）から、ある個人がどの都市を訪れ、都市内のどのモニュメントを訪れたかという事が分かります。更にタグには時間情報も付いている事から、ある観光客の移動軌跡がトラッキング出来てしまうと、こういうわけです。<br />
<br />
彼の巧い所は、このデータを個人データとして扱うのではなく、集団データとして扱っている所です。「何処の誰だかは知らないけど、地球上の何処かに存在する誰かの軌跡データであり、それらが集積したらこんな地図が出来ちゃいました」と言って、見せられるバルセロナの観光客密度地図は説得力満点。<br />
<br />
更に巧いのは、これらのデータはユーザー・ジェネレイトだという事ですね。ファビアン君は何もしないでもデータは世界中の人々によって蓄積されていく。人々が自分のアーカイブを良くしようと写真を沢山投稿すればするほど、ファビアン君の観光客データは充実していくわけですよ。<br />
<br />
問題はカリブレーションでしょうね。ある観光客が本当にその経路を通っているのかどうか？という部分は疑いが無いにしても、一体何人の観光客が実際に写真を撮っているのか？というデータは必要でしょうね。<br />
<br />
しかしこれは難しそうだなー。<br />
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しかも写真を撮った人の内、一体何パーセントの人がＦｌｉｃｋｅｒに写真をアップしているのか？といった問題は又別ですからね。更に言っちゃうと、あるモニュメントで写真を取った人がある特定のモニュメントに行く確率と実際に行った人の全体に占める割合、それとＦｌｉｃｋｅｒから得られた特定経路との一致パーセントなどなど。<br />
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興味深い研究故に疑問が一杯浮かんでくる。<br />
未だ僕達はスタート地点に立ったばかりだという事ですね。]]></content></entry></feed>