地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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仕事初め
長ーい年末年始の休みを経て、カタルーニャでは今日辺りからようやく街が平常活動を取り戻します。僕達の事務所も今日から仕事初めです。元旦のエントリにも書いたように、今年は新しい事などにも挑戦しつつ、充実した1年そして飛躍の年にしたいと思っています。

仕事としては、今進んでいる欧州プロジェクトやローカルプロジェクトに加えて、今年も数多くの計画が動き出す予定です。特に今月(1月)は来年度に向けた欧州プロジェクトの公募が始まる月でもあるので、関連部署や他都市当局などと戦略を練る為に連絡を取ったりミーティングを開いたりと忙しくなりそうな予感がします。

大変ありがたい事に、僕は今の仕事場でプロジェクトコーディネーターとして何の制約も無くかなり自由にやらせてもらっています。しかし「自由に」というのは、その響きの良さとは裏腹に、暗黙のプレッシャーでもある訳なんですね。

昔、小学校ぐらいの時、夏にプールの授業があったのですが、僕達(子供達)はいつも先生に「自由がいい、自由がいい」と懇願していました。しかし一旦、「自由に何でもして良い」という事になると、大半の子達が一体何をしていいのか分からなくなってしまうという自体に陥るんですね。挙句の果てには水の掛け合いという非生産的な活動、ひいては時間を持て余してプールから出てしまうという子が大半だった様な気がします。

25メートルプールという「囲われた舞台」と、欧州という「無限の大海原」という違いはありますが、そこで何をするか?どのように振舞うか?という問題には変わりは無いような気がします。面白い計画を創り出すのも、手を抜いて妥当な計画に落ち着かせるのも自分次第。ひいては革新的都市として、バルセロナが今の地位を保っていけるかどうかも僕等次第です。(ちょっと大げさかなー(笑)でも、僕はそれくらいの気概でやっています。)

市民や見る眼のある人はそういう事をちゃんと見ているんですね。そしてそれが僕の評価となって来年度に帰ってきます。その評価は自分が創り出したモノであるが故に、誰も守ってはくれません。それが「自由」と言う事です。

今年も気を引き締めて生きたいと思います。
| 仕事 | 22:26 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
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