地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
<< 携帯電話を用いた人の移動軌跡データに関する雑感 | TOP | それでも恋するバルセロナ:ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ(Vicky Cristina Barcelona)その1:何故我々は真の愛に辿り着けないか?/何故人は人を愛する事が出来ないのか? >>
一瞬ヒヤッとした事
ついさっき、とっても不思議な電話がありました。非通知で掛かってきたその電話に出ると、すごく神妙な女性の声でこう言います:

「私達の将来について真剣に考える時が来たわ・・・私妊娠したの。」
「え、何それ?」とか、一瞬かなり焦りましたが(笑)、次の瞬間に「あ、間違い電話ね」と気が付きました。で、「間違ってますよー」と言おうとした所、彼女もかなり思い詰め興奮していたらしく、一気に話されてしまってこちらの話を寸とも聞いてくれない。結局、3分くらいずーっと聞いていて、彼女がほとんど話し終え、やっと一段落付いた所で、

「あのー、僕cruasanなんですけど・・・間違い電話ですよね?」
「え、あなたJじゃないの?」
「全く違います。」
「え、え、ごめんなさい、慌ててて・・・」
というような感じで電話を切りました。

彼女の話し方からして、かなり切迫した状況だったのは想像に難くないのですが、すごい内容の話を聞いてしまったな(笑)と後から実感。そりゃ、焦るよなー。

話の内容はともかく(笑)、この電話を受けた時に思ったのは、「そう言えば、間違い電話って最近あんまり掛かってこないなー」って事です。まあ、それもそのはずで、最近はみんな、携帯や自宅の電話アドレスに登録してある番号から直に掛けるので間違いようが無いんですね。で、受ける方も、番号を見てから電話を受けるので昔のように電話の第一声が「もしもし、どなたですか?」とは言わなくなりましたよね。それよりも、「今どこ?」とか「元気?」とかいうフレーズを多く聞くようになりました。(コレは多分、社会学的には面白い分析対象ですよね)

そうすると逆に非通知で掛かってくる電話が妙に怪しく見えてしまう。番号通知で掛かってきても、知らない番号なら取り合えず身構えてしまうようになってしまいました。コレも一種のサイバーカスケードかなー?とか思ったけど、話すと長くなりそうなので、それは又次回に譲ります。興味のある方はキャス・サンスティーンのインターネットは民主主義の敵か?(Republic.com(Sunstein,Cass))を読んでみてください。結構面白いですよ。
| バルセロナ日常 | 22:32 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
コメントする