地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
<< マドリッドの都市戦略その2:アルヴァロ・シザ(Alvaro Siza)について | TOP | 今日から仕事始め >>
明日から夏休み
7月31日は毎年仕事収めの日です。今日から9月1日までは長―い夏休みに入ります。夏休みに入る前に皆で記念撮影をしようと言う事になり、事務所の目の前に広がるビーチで撮影した写真がコレ。



ちなみに僕の机の窓から見える景色がコレ。



仕事が始まる時は朝日が昇るのが見え、夕方は海が赤く染まるのがとっても綺麗に見えます。ちなみに今は夏時間なので朝8時から午後3時で仕事は終わり。「え、午後3時で終わりなのー?」とか思ってしまうけど、終わりなんです。本当に。初めての年は耳を疑いましたけどね。

午後から皆何をするかというと、水着を持って来てビーチに一直線。今日なんてスペイン政府からスペイン人なら誰でも知っている大臣クラスのMさんが来所した際、事務所にビキニが掛けてあるのを見て笑ってた。てっきりディレクターが怒るのかな?とか思ってたら、「まあ、夏だからしょうがないかー」みたいなコメントしてたし・・・。社会にコレくらい余裕があるのはそんなに悪い事では無いかもと思えてきた今日この頃です。

良くバルセロナは「生活の質が高い」という話を耳にします。実体験としてそれは言えると思う。天気は良いし海はあるし山もある。その上食べ物も美味しい。そして忘れてはならないのが社会が自分達の生活の質を上げるように日々努力しているという事実です。そしてその中心に居るのが僕達だと思います。

ココではアーバン・エコロジーという名の下に環境エンジニアから心理学者、果てはジャーナリストまでありとあらゆる専門家が集まり都市を生態学的観点から議論し、都市での生活の質を上げる努力をしています。

僕が担当しているプロジェクトは一見建築とは何も関係無いように見えるかもしれません。バルセロナ市のバスの路線を変更してみたり、バルセロナ市を取り囲むように緑の帯を創ってみたり。しかし、その根底には「生活の質を上げる」というコンセプトが何時も横たわっているのであり、建築の本質とは昔からそこに関わってきたんだと思うんですね。

故に僕はバルセロナでやっている事は全く従来の建築では無いけれども、これらを建築と呼びたいと思います。
| 仕事 | 23:54 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
コメントする