地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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EUのロボット計画
今週はミーティングずくしだった。月曜・火曜と連続してロボット計画の打ち合わせ。え、ロボットですか?って感じなんですがマジです。冗談っぽいでしょ?本気です。本気でみんなロボット創ってます。鉄人28号っぽいの。しかもグラシア地区っていうバルセロナの一街区のパブリックスペースにもうすぐ現れるというからこれまた驚き桃の木。

冗談ぽいこの計画、実はEUのパイロットプロジェクトに指定されていて、しかも参加チームはヨーロッパ各国を代表する15工科大学の頭脳達。そんなかなり頭よさそうなおじいさん達が「ロボットが歩く」とか「ロボットが・・・」とか何とか言い合ってる風景はかなり笑える。本気なので笑っちゃいけないけど笑える。多分この教授達が設計事務所にやってきて建築家達が「窓の位置をあと3ミリ右へ」とか「ガラスに映りこんだ風景を記号として読み込むと・・・」とか議論しているのを見ると大爆笑に違いない。

他の分野の人からみて「笑える」くらいさっぱり意味不明な専門性の高い仕事。僕もそういう仕事がしたいと思う一方、そのような世界はそこに携わる人以外の人には意味不明だという事を認識する事が大切であるという事を実感する。でもそこから新たなる発見がある事が他領域を横断しつつ仕事をしている者の醍醐味だとも言えると思うんですね。

このロボット計画は僕がひょんな事からカタルーニャ工科大学のロボット科教授のアルベルトさんにコンタクトした事から僕達も参加する事になりました。ひょんな事というのは彼らに人の数を数える機械を作って欲しかったんですね。最初は乗り気だったのにいつの間にか話がロボットに摩り替わってた。しかもアルベルトさん、ロボット大好きなのでいったん話し出すと止まらないんですね。そんな不安の中、一応彼をディレクターに紹介したんですが、不安的中。僕のパーソン・カウンターの話は最初の5分くらいでそれから3時間ずっとロボットの話。なんかその内、街中に置きたいとかいう話になってあれよあれよという間にプロジェクトへ。で、何時の間にか僕が責任者になってしまったという訳。

結構、興味深いプロジェクトなので僕も楽しんでますが、僕のパーソン・カウンター、どうなったんですかね?アルベルトさん。


| EUプロジェクト | 19:57 | comments(0) | trackbacks(1) | このエントリーをはてなブックマークに追加
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