地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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ボストン/ケンブリッジ市のカフェ事情:美味しいコーヒー屋さんについて
寒い、非常に寒い!今年の北米には近年稀に見る大寒波が襲来してるらしくって、ナイアガラの滝が凍ったり、中東部の州ではマイナス40度にまで気温が下がったりと、それこそ人間が住む環境じゃあ無くなってきてる感があります←大げさに聞こえるかもしれないけど、本当に寒いんですよ!



スノーストーム(大雪)だって頻繁に(しかも突然)起こるから溜まったもんじゃありません。確かに去年も信じられないくらい雪が積もったりしてた記憶があるんだけど、今年はスノーストームの回数が多いんじゃないのかな?なんか3日に一回は降ってる様な‥‥←どうなんでしょうか、ボストン在住の皆さん?



さて、早いものでボストンに来てからもう既に一ヶ月が経ってしまいました。そろそろこちらでの生活リズムにも慣れてきたんだけど、いま思えば今回のボストン滞在はトラブル続きの幕開けだったんですね。トランジットで立ち寄ったロサンゼルス空港でまさかの飛行機のエンジントラブルに巻き込まれてしまい、なんだかんだと10時間近く待たされた挙げ句、ボストン空港に着いたのは深夜の3時過ぎ!実に日本を出てから36時間後の事でした。ロスからの飛行機の中では「ボストンに着いたらタクシーとか走ってるのかな?」とかなり不安だったのですが、空港を出たら深夜4時近くにも関わらずホテルからのお出迎えのバスが待っててくれて超感激(涙)。さすが世界のヒルトンホテル!



更に更に、ホテルのカウンターでチェックインした際のこと、「長旅の上、真夜中のチェックインでお疲れでしょうから、明日のチェックアウトはサービスで2時間遅れにさせて頂きます」という非常に嬉しい申し出が!ヒルトン、最高!

そんなこんなで幕を開けた今回のボストン滞在記(2014年版)なのですが、現在僕が住んでいる所は丁度1年前に住んでいたのと同じアパート、そして同じ部屋に入ることが出来ちゃいました(実は来る前までこのアパートは満室だと聞いていたので「今回は無理かなー」と思ってたんだけど、大変ラッキーな事に急に空き部屋が出たらしい)。



この家は間取りが非常にゆったりとしていて(地上3階、地下一階)、ロケーションも抜群でMITとハーバードの丁度真ん中に位置しています。家の周りにはカフェ、レストラン、スーパー、銀行と何でも揃っていて非常に便利。MITは歩いて10分の距離なので、その日の気分に合わせて時々バスに乗ってみたり歩いたりしています。



「アメリカの都市」と聞くと、どうしても「自動車が無いと生きていけない」的な事を連想してしまうのですが、ボストン/ケンブリッジ市の雰囲気は非常にヨーロッパの街並に似ている所があると個人的には思っていて、と言うのも地下鉄は通ってるし、街はコンパクトだし、何より歩いて楽しめる街路が広がっているのは嬉しい限りです。

そんな理由も相俟ってか、この街にはヨーロッパ出身の人が結構多くて、僕の所属してる研究室なんて8割がヨーロッパ人だったりする訳ですよ。で、面白いのが、そんな人達が集まると必ず話題に上るのが「コーヒーの話」なんです。


(上の写真はバルセロナの家の近くのカフェで出される非常に美味しいコーヒー/クロワッサン)

何故か?

何故ならアメリカ(ボストン/ケンブリッジ)のコーヒーは非常に不味いから(笑)。勿論、お店にも依るとは思うんだけど、「美味しいコーヒーを出しているカフェなんて殆ど無いんじゃないの?」と思うほど、この街では美味しいコーヒーに出逢うのは至難の業なのです。

だいたいですね、こちらで出されるコーヒーって、コカコーラみたいな大きいコップにいっぱい入ってきて、「あんなのコーヒーじゃなくてスープだ!」というのがヨーロッパのコーヒーに慣れ親しんだ人達の一般的な見解だと思います。更に最悪な事に、一杯のコーヒーの値段が高い!コーヒー一杯で平均約$3.5ドルというはバルセロナから来た僕にしたらちょっと信じられません(怒)。


(ルーヴル美術館内に併設されてるカフェ)

$3.5ドル(=3ユーロ)のコーヒーというのはバルセロナで言えば、サグラダファミリアの真ん前で飲むコーヒー、つまりは「観光客相手にぼったくってるカフェの値段」に相当します(地中海ブログ:在バルセロナ&観光客の皆さん注意です!:ランブラス通りで最近増えてきている詐欺行為について)。もしくはパリで言うと、ルーブル美術館の中にあるカフェで出されるエスプレッソがそれくらいの値段だったかな(地中海ブログ:世紀末の知られざる天才彫刻家、カミーユ・クローデル(Camille Claudel)について)。で、それだけ払って美味しいコーヒーが出てくるならまだしも、出されるのがスープの様に大量で薄いコーヒーっていうからやってられない!

と言う訳で最近では、研究室に居るイタリア人、フランス人、スペイン人なんかで集まって「何処のコーヒーが美味しいかリスト」を作ってるんだけど、たまたま昨日、知り合いのイタリア人から教えたもらったカフェが丁度僕の住んでる家から直ぐ近くにある事が判明したので、日曜日の朝に散歩がてら行ってきました。



実際に行ってみたら本当に家から歩いて5分の所にあったんだけど、いつもは行かないエリアだっただけに「え、こんな所にカフェなんてあったの?」と驚きを隠せませんでした。外から見る分にはかなり良い雰囲気。で、中に入ってみるとこんな感じ:



店内は広々としていて明るく、これまたかなり良い感じ。「おー、これは期待出来る!」とメニューを見てみると、な、なんとエスプレッソがあるじゃあないですかー!という訳で、チョコレート・クロワッサンと一緒に早速頼んでみる事に。



アメリカのカフェとしては非常に珍しく、このお店では一杯一杯丁寧にコーヒーを入れてくれます。で、飲んでみたら、これが結構美味しい!と言うか、アメリカに来て初めて本物に近いエスプレッソを飲みました!チョコレート・クロワッサンもそれほど甘過ぎず、バルセロナで食べるものに非常に近い感じで素晴らしい出来映え。また店内では(欧米のカフェでは当たり前なのですが)wifiが使えるのも嬉しいポイントです。気に入りました、非常に気に入りました!という訳で、週末の朝はここに来る事にします。



お店情報:DwellTime
住所:364 Broadway, Cambridge MA 02139
営業時間:M-F: 7:00-18:00 Sat:8:00-18:00 Sun:9:00-17:00
コーヒー一杯の値段:エスプレッソが$2.5ドル。
クーポン券:クーポン券は無いっぽい。
ネット環境:wifiあり。無制限。


せっかくなのでこの機会にケンブリッジ(セントラル周辺)にある僕が見付けた美味しいコーヒーを出すカフェを紹介しておこうと思います。



先ずは僕の家から歩いて3分の所にあるカフェ、1369 Coffee House。それなりに美味しいコーヒーを出していて雰囲気も良く、帰り道にあるのでほぼ毎晩20時30分頃から閉店の22時30分頃までいます。ここに来ればかなりの確率で僕に会えます(笑)。

住所:757 Massachusetts Ave, Cambridge MA 02139
コーヒー一杯の値段:1.7ドル
クーポン券:10杯飲むと1杯無料になるクーポン券あり
ネット環境:Wifiあり。一日45分までという制限付きだけど、日毎に変わるパスワードを入れ直せば何時間でも利用可能っぽい。




こちらはMITの直ぐ近く、僕のラボからは歩いて5分の所にあるFlour Bakery。このお店はサンドイッチ専門店なので、コーヒーというよりもそっちの方が美味しいかも。



Applewood-smoked bacon ($7.95ドル)が僕のイチオシ。注文してから作ってくれるのでパンは焼きたてのホカホカ。僕がボストンで食べたサンドイッチの中ではダントツに美味しかった気がします。1つ難点を言えば、かなりの人気店なので、いつ行っても満席でゆっくりとコーヒーを飲むという雰囲気ではありません。

住所:190 Massachusetts Ave Cambridge MA
営業時間:M-F:7:00-20:00 Sat:8:00-18:00 Sun:9:00-17:00
コーヒー一杯の値段:$3.5ドル
クーポン券:クーポン券無し
ネット環境:wifiあり。無制限。




こちらはKendall/MIT駅を出た直ぐの所に最近出来たカフェClover。こちらも一杯一杯きちんとコーヒーを入れてくれます。それほど混んでなくて、平日と土曜日は23時まで、日曜日も16時まで開いてるのは非常に嬉しい。また、机も大きくて友達と連れ添って行く事も出来るし、一人でパソコンを広げて作業するのも全く苦にならなくて重宝しています。

住所:5 Ccambridge Center, Cambridge, MA
営業時間:M-F:7:00-23:00 Sun:10:00-16:00
コーヒー一杯の値段:$3ドル
クーポン券:クーポン券無し
ネット環境:wifiあり。無制限。




言わずとしれたスターバックス。個人的にはスターバックスのコーヒーはあまり好きじゃないんだけど、ハーバード大学前の店は深夜1時まで開いてるし、2階は広々としているので空間的にはかなり好き。



週末になると、時々即興のジャズセッションなんかが始まったりして結構楽しめます。

住所:1380 Massachusetts Ave, Cambridge, MA
営業時間:M-F:5:00-01:00 Sat and Sun:05:30-01:00
コーヒー一杯の値段:$3ドル
クーポン券:クーポン券無し
ネット環境:Wifiあり。無制限。




MIT関係者でも知らない人が多いと思うんだけど、MITの都市計画/建築学部が入ってる建物の4階にちょっとしたカフェが入っています。コーヒーは不味いけど、建築学部の学生がパソコンや図面を広げて作業出来る様にとの配慮からか、かなり大きめの机が備え付けられていて、天井も高く、大きな窓からは光が燦々と降り注いで空間的には抜群。昼食時にはちょっとしたランチもやってて、それなりに美味しいと評判です。因みに僕は、毎日の朝食はここのカフェで取っています。朝の8時30分から9時30分頃にここに来れば僕に逢える可能性大(笑)。

住所:MIT7号館4階。
営業時間:M-F:9:00-15:00 Sat and Sun:Close
コーヒー一杯の値段:$1.7ドル
クーポン券:クーポン券無し
ネット環境:wifiあり。無制限。
| 地球の食べ歩き方 | 03:55 | comments(2) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
こんにちは。はじめまして。
8月にパリに行こうと計画してまして、おいしいパンを沢山食べるぞ!と色々検索していたら、このブログにヒットしました!
でも、読んでみたら、あれ・・パリのパン屋さん情報ではなかったのですね^^; 
でも、建築やバルセロナの事等々・・初めて知る事が沢山で色々と興味深く、さっそくお気に入りに追加させて頂きました!

しかも、私もCruasanさんと同じく愛知県民(岡崎市)で、コメダの話題もあって、勝手に親近感を抱いてしまいました^^
愛知県ご出身の方が遠い異国の地で第一線で頑張っていらっしゃるかと思うと、私も頑張ろうって思います。
(ちなみに、オカザえもんってご存知ですか?岡崎が誇る(笑)ご当地キャラなんですけど…是非検索してみて下さい!)

今まで、ヨーロッパはフランスばかりで、フランス以外にあまり興味がなかったんです。でも、バルセロナに行ってみたいなって思いました。

それでは、お仕事頑張ってくださいね!!
| fumie | 2014/03/16 11:52 PM |
fumieさん、初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます。

岡崎のご出身なのですね!オカザえもん、良く存じております(笑)。ああいうキャラが1つくらいいても、良いですよねー。

バルセロナはとっても良い街です。食べ物は美味しいし、気候は良いし、何より街中を歩いていて本当に楽しくなる街だと思います。

もし機会などあったら、是非立ち寄ってみてください。

これからも宜しくお願いします。
| cruasan | 2014/04/07 8:43 AM |
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