地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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スペインの新聞(La Vanguardia)のオマケが凄い!ダリ、ミロ、ガウディなど12種類のマグカップ
先月末にサマータイムに移行してからというもの、日に日に暖かくなってきているのが毎日の生活の中で感じられ、テラス席で楽しむワインと海産物がこの上なく美味しいハイシーズンに向かっていく、スペインは正にその喜びの真っただ中にいます。



そんな中、先週金曜日の事、休憩がてら何時も行くカフェでコーヒー飲んでたら、知り合いのバルセロナ市役所IT局長さんにバッタリ!「あー、久しぶり!」とか言いつつ世間話してたら、何故かそのまま某市とのプロジェクト会議に参加する事に。「あ、あれ?」みたいなー。結局そのまま2時間くらい欧州プロジェクトの打ち合わせに付き合わされてしまった‥‥。「なんかついてないなー」とか思ってたら、偶然にもその日は13日の金曜日(苦笑)‥‥って言っても、スペインで縁起が悪いのは「13日の金曜日」じゃなくて「13日の火曜日」って事になってるんですけどね(理由は不明。イタリアでは13日の木曜日という噂も)。

そんなこんなで今週も一週間が過ぎていき、待ちに待ってた日曜日の到来です!実はですね、最近ちょっとした楽しみがあって、地元の新聞(La Vanguardia)がやってる「毎週日曜日に新聞を買って、ダリ、ミロ、ガウディなんかのマグカップを貰っちゃおー」っていう抱き合わせ企画に嵌りまくってるんですね。昔からオマケとかに弱いんだよなー(笑)。で、どうなっているかというと、日曜日に新聞を買って、その新聞に付いてるクーポン+1ユーロをキオスクのおじさんに渡すとその場でマグカップと交換してくれるっていう至極単純なシステム。それが欲しいが為に、毎週せっせと新聞を買ってたんだけど、実は昨日その企画が最終回を迎え、最初から最後まで見事に12個全部揃える事が出来ちゃいました!おめでとー(パチ、パチ、パチ)。そんな僕の汗と努力の結晶がコチラです:



じゃーん!うーん、12個ものマグカップが揃った風景は壮観そのもの!カタルーニャが誇る芸術界の巨匠達、ダリもいればミロもいる!素晴らしいの一言!数多ある作品の中でも、個人的に一番気に入ってるのはコレかな:



ジョアン・ミロ(Joan Miro)が1978年に描いた「人、鳥、星(Personaje, Pajaro, Estrellas)」のマグカップです。淡い青色がマグカップのデザインに凄くマッチしてる素敵な一品に仕上がっています。逆に思い入れがあるのはコチラ:



アントニ・タピエス(Antoni Tapies)が1972年に描いた「カタルーニャ組曲(Suite Catalana)」です。このマグカップが発売された翌週、現代美術の巨匠であるタピエスは他界してしまいました。スペイン中が悲しみに包まれる中、La Vanguardia紙は急遽このマグカップを再度土曜日の新聞のオマケにする事を決定。多くのスペイン人達が買い求めた一品となったんですね。そしてコチラ:



サルバドール・ダリ(Salvador Dali)が1953年に創った「心臓の宝石(El corazon real)」。この作品はバルセロナから電車で3時間程行った町(フィゲラス)にある「ダリ宝石美術館」に所蔵されてるんだけど、個人的にこの作品は傑作中の傑作だと思います。もしカタルーニャに来られる事があったら是非足を延ばして見に行って頂きたい一品です(実際に動いてる姿はコチラ:地中海ブログ:知られざる美術館、ダリ宝石美術館:動く心臓の宝石はダリの傑作だと思う)。



アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)のサグラダファミリア(Sagrada familia)。サグラダファミリアについては今更何も言う事は無いんだけど、昨年完成した内部空間は一見の価値ありかなとか思う(地中海ブログ:まるで森林の中に居るかの様な建築:サグラダファミリアの内部空間)。その他にもスペインを代表する芸術作品が目白押し:



アントニ・ガウディのカサ・バトリョ(カサ・バトリョについてはコチラ:地中海ブログ:ガウディ建築の傑作、カサ・バトリョ(Casa Batllo)その1:カサ・バトリョに展開する物語を見ていて思う事)。



サルバドール・ダリ(Salvador Dali)が1949年に創った「時の目(El Ojo del Tiempo)」。



アントニ・タピエス(Antoni Tapies)が1990年に描いた「4つの年代(Las cuatro cronicas)」。



アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)の「グエル公園(Parque Guell)」。



サルバドール・ダリ(Salvador Dali)が1961年に創った「時の象(El elefante espacial)」。



ジョアン・ミロ(Joan Miro)が1974年に描いた「星空に向かって羽ばたく人々の手(Manos volando hacia las constelaciones)」。



アントニ・タピエス(Antoni Tapies)が1991年に描いた「椅子(Silla)」。



ジョアン・ミロ(Joan Miro)が1968年に描いた「お日様の元の主人公(Personaje delante del sol)」。

こんな魅力的な作品が目白押しの12個のマグカップなんだけど、スペイン人と言えども12個集めた人はそれほどいないのではないでしょうか?っていうか、普通はこんなマニアックな事しないってだけだと思うんですけどね(笑)。10年後くらいに鑑定団に出せるかなとか密かに思ってます(笑)。
| バルセロナ日常 | 17:10 | comments(8) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
凄い!都さんが「うらやましい」っといってますよ〜タピエス。ダリ。ミロ、ガウデイ。それぞれ味がありますね〜。バルセロナにおったら、必ず、集めていたでしょう!
| mory's | 2012/04/16 11:54 PM |
いいなあ ガウディの ほしい
バルセロナに恋してる
| どきん | 2012/04/17 8:28 AM |
お久しぶりです〜!
無事、パリ芸術三昧旅行行ってまいりました!
お勧めのロダン美術館、改装中で庭園しか入れなっかったのが唯一の心残りですが、朝から晩までパリを堪能しました。
特に、今回初めてオペラ座でバレエとオペラを鑑賞したのですが、子供たちも「鳥肌が立つくらい良かった!」と言ってくれたので「大きくなったなぁ〜」と(笑)
ポンピドゥーで見たとき「私、ミロ好きかも」と思ったんですが、今回のコレクションで「一番お気に入り」とおっしゃっているマグ、本当に素敵ですね!色合いもデザインも私好みです。
フランスのエレガンスも良いですが、個人的にはスペインの、少しクセのある作品が大好きです。
どのマグも、代表的な芸術作品のエッセンスを上手く抽出していますね。
全日空が乗り継ぎ料金なしでバルセロナまで行けるようになったので、今度はぜひバルセロナで芸術三昧旅行、したいです。
| いちごキッズ | 2012/04/18 11:24 AM |
Mory'sさん、こんにちは。

バルセロナの新聞は抱き合わせ企画が本当に多くて、中には今回の様に結構魅力的なものもあるので、毎回楽しみにしています。
| cruasan | 2012/04/23 8:50 PM |
どきんさん、僕もバルセロナに恋してます(笑)。
| cruasan | 2012/04/23 8:50 PM |
いちごキッズさん、こんにちは。お久しぶりです。

パリ行かれたのですね。な、なんて羨ましい!
そうそう、フランスの芸術が「上品」だとしたら、スペインは「情熱」と表現出来るかもしれません。正に、この地に燦々と降り注ぐ太陽の光のエネルギーを表現しているという様な。

飛行機の話は色んな人から聞いています。何でも、夜中に日本を出て、こちらには朝に着くので、時差ボケ無しでそのまま街に繰り出す事が出来るのだとか。何とも便利な世の中になったものです。

是非、今度はスペインにいらしてください。
| cruasan | 2012/04/23 8:54 PM |
初めまして。
夏に1ヶ月バルセロナにいくので、ネットで情報収集をとフラフラしていたらたどり着きました。
マグカップ達、すごく羨ましいです!
新聞のおまけ豪華すぎてそれにも驚きました。
7月もやってたりしないですよねー。。

| beck | 2012/04/24 2:39 AM |
beckさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

このマグカップ、流石に7月はやってません(笑)。スペインの新聞は時々豪華なオマケを企画するので、もしかしたら7月には違うオマケが出るかもしれません。こうご期待ですね。
| cruasan | 2012/05/04 6:23 AM |
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