2010.11.01 Monday
漫画フェスティバル2010 in Barcelona(サロン・デ・マンガ(Salon de Manga Barcelona 2010))
今年もとうとうこの季節がやってきました。僕が一年の内で最も楽しみにしている恒例行事の一つ、バルセロナ漫画フェスティバルの季節です!
毎年11月初めの連休にかけて行われるこの行事では、スペイン中から漫画&アニメが大好きなスペイン人オタク君達が集まりまくり、信じられない程の独特の盛り上がりを見せる事などから、毎年開催されるのを「今か、今か」と心待ちにしているんですね。その中でも僕が何よりも楽しみにしているのが、スペイン人の皆さんによる、世にも珍しいコスプレの数々です。彼らは我々日本人が考えるコスプレとは一味も二味も違った視点と感覚でコスプレをしてくるので、毎年会場に行く度に予想もしなかった様な人々に出逢ってしまって、その度に新鮮なる驚きを貰っています。
2007年にはタッチの南と並ぶ、我々男性にとっての永遠のヒロイン、(ちょっとふっくら系の)メーテルがいました。このキャラ、今までありそうでなかなか無かった、「多分日本人なら絶対やらないだろうなー」と言う意味でかなりビックリしたコスプレでしたね(地中海ブログ:漫画フェスティバル2007 IN BCN)。その年の同じ会場ではこんな人にも出逢っちゃいました:
ちょっと貧弱なマリンさん(笑)。カルシウム足りなさそうな所がコレ又良かった。その翌年、2008年に訪れた時の事、会場内をうろうろと彷徨っていた正にその時、僕の体に衝撃が走りました:
何と、これも日本人は絶対やらないだろうと思われる全身フリーザ様の登場です!
ピンクのタイツも大きなシッポも完璧!!「来年は是非フリーザが乗ってるお丸(乗り物)もやってみたい」と翌年の意気込みをも熱く語ってくれた事もかなり印象的でした(地中海ブログ:漫画フェスティバル2008 in Barcelona(サロン・デ・マンガ(Salon de Manga Barcelona 2008)))。そして2009年のびっくりキャラもドラゴンボール系だったんだけど、そのキャラこそ、スカウターまで手作りしてきたサイヤ人だったんですね:
このスカウター、手作りですよ!
これには参りました(地中海ブログ:漫画フェスティバル2009(サロン・デ・マンガ:Salon de Manga 2009))。更にこの年には、影山ヒロノブさんがコンサートに駆けつけてくれて、チャラヘッチャラで無茶苦茶盛り上がったんですね:
何て言ったって、スペイン人、チャラヘッチャラ日本語で歌えますからね。しかも何でか知らないけど、2番の歌詞も知ってるし(笑)。多分、この盛り上がりに一番ビックリしたのは影山さん本人でしょうね。
さて、こんな思い出があるバルセロナ漫画フェスティバルなのですが、今年も会場は連日こんな感じで身動きが取れないくらいの超満員の熱気、熱気、熱気!今年の傾向としては、昨年までの様にナルトのコスプレが多く見られるというよりは、コスプレのバリエーションにもっと幅が出てきたかなと言う感じを受けました。そんな中、最初に出逢ったグループがコチラ:
湘北高校バスケ部の皆さん!花道役の子が、ちゃんと髪の毛を赤く染めてる所がちょっと良かったかな。実はこの皆さんとは帰りの電車で偶然一緒になってしまって、ちょっとおしゃべりしてたんだけど、本当にみんなバスケ部なんだって。で、みんなスラムダンクが大好きなんだそうです。こういう話を聞くと、ちょっと嬉しくなっちゃいますね。
こちらは何故か知らないけど雪だるま(笑)。そして今でもカタルーニャでは大人気、アラレちゃんからスッパマンとニコちゃん大王。
そんな時、かなりの人集りの中に、見覚えのある女の子3人組を発見!
あ、あれはー:
エヴァンゲリオンの3人組だー!!!このコスプレもスペインでは今までありそうで無かったキャラですね。
個人的にちょっとハマったのはミサトさんかな:
ちょっと微妙(笑)。でも元気良く撮影にも応じてくれたし、ポーズもとってくれたので良しとしよう。そして(ある意味)今年一番驚いたのがコチラの人:
なんと、現カタルーニャ州政府大統領のホセ・モンティージャ(Jose Montilla)さんが居るじゃないですか!!!こちらはコスプレじゃなくて本物だったんだけど、全く予想していなかっただけに、かなり驚きました。
多分彼がココに現れた理由は主に2つ。一つは近年の漫画&アニメ業界の無視出来ないカタルーニャ経済界におけるインパクトの強さ故ですね。でも、まあコレは逆に去年まで姿を見せなかった事の方が不思議と言うべきかな。
もう一つは来月行われる選挙の為だと思うんだけど、つまり何とか若年層の浮動票を取り込みたいと言う思惑がチラチラ見え隠れしていると言う事です。多分こちらの方が本命なんだろうけど、選挙まで一ヶ月を切ったこの時期に現職大統領がこんな舞台に現れる事自体、彼の政党が置かれた苦しい状況を指し示していると思います。で、そんな彼が今日ココに現れた事によって、その状況が逆転するとも到底思えないんだけど、まあ、彼としてはワラにも縋りたい気持ちなのかな?と言うのは分かる気がする。
まあ、何はともあれ、今年は色んな意味でちょっとビックリしたバルセロナ漫画フェスティバルでした。
追記:
今日の新聞によると、今年の入場者数は65000人程で、昨年に比べて約10%の入場者数増だったそうです。
毎年11月初めの連休にかけて行われるこの行事では、スペイン中から漫画&アニメが大好きなスペイン人オタク君達が集まりまくり、信じられない程の独特の盛り上がりを見せる事などから、毎年開催されるのを「今か、今か」と心待ちにしているんですね。その中でも僕が何よりも楽しみにしているのが、スペイン人の皆さんによる、世にも珍しいコスプレの数々です。彼らは我々日本人が考えるコスプレとは一味も二味も違った視点と感覚でコスプレをしてくるので、毎年会場に行く度に予想もしなかった様な人々に出逢ってしまって、その度に新鮮なる驚きを貰っています。
2007年にはタッチの南と並ぶ、我々男性にとっての永遠のヒロイン、(ちょっとふっくら系の)メーテルがいました。このキャラ、今までありそうでなかなか無かった、「多分日本人なら絶対やらないだろうなー」と言う意味でかなりビックリしたコスプレでしたね(地中海ブログ:漫画フェスティバル2007 IN BCN)。その年の同じ会場ではこんな人にも出逢っちゃいました:
ちょっと貧弱なマリンさん(笑)。カルシウム足りなさそうな所がコレ又良かった。その翌年、2008年に訪れた時の事、会場内をうろうろと彷徨っていた正にその時、僕の体に衝撃が走りました:
何と、これも日本人は絶対やらないだろうと思われる全身フリーザ様の登場です!
ピンクのタイツも大きなシッポも完璧!!「来年は是非フリーザが乗ってるお丸(乗り物)もやってみたい」と翌年の意気込みをも熱く語ってくれた事もかなり印象的でした(地中海ブログ:漫画フェスティバル2008 in Barcelona(サロン・デ・マンガ(Salon de Manga Barcelona 2008)))。そして2009年のびっくりキャラもドラゴンボール系だったんだけど、そのキャラこそ、スカウターまで手作りしてきたサイヤ人だったんですね:
このスカウター、手作りですよ!
これには参りました(地中海ブログ:漫画フェスティバル2009(サロン・デ・マンガ:Salon de Manga 2009))。更にこの年には、影山ヒロノブさんがコンサートに駆けつけてくれて、チャラヘッチャラで無茶苦茶盛り上がったんですね:
何て言ったって、スペイン人、チャラヘッチャラ日本語で歌えますからね。しかも何でか知らないけど、2番の歌詞も知ってるし(笑)。多分、この盛り上がりに一番ビックリしたのは影山さん本人でしょうね。
さて、こんな思い出があるバルセロナ漫画フェスティバルなのですが、今年も会場は連日こんな感じで身動きが取れないくらいの超満員の熱気、熱気、熱気!今年の傾向としては、昨年までの様にナルトのコスプレが多く見られるというよりは、コスプレのバリエーションにもっと幅が出てきたかなと言う感じを受けました。そんな中、最初に出逢ったグループがコチラ:
湘北高校バスケ部の皆さん!花道役の子が、ちゃんと髪の毛を赤く染めてる所がちょっと良かったかな。実はこの皆さんとは帰りの電車で偶然一緒になってしまって、ちょっとおしゃべりしてたんだけど、本当にみんなバスケ部なんだって。で、みんなスラムダンクが大好きなんだそうです。こういう話を聞くと、ちょっと嬉しくなっちゃいますね。
こちらは何故か知らないけど雪だるま(笑)。そして今でもカタルーニャでは大人気、アラレちゃんからスッパマンとニコちゃん大王。
そんな時、かなりの人集りの中に、見覚えのある女の子3人組を発見!
あ、あれはー:
エヴァンゲリオンの3人組だー!!!このコスプレもスペインでは今までありそうで無かったキャラですね。
個人的にちょっとハマったのはミサトさんかな:
ちょっと微妙(笑)。でも元気良く撮影にも応じてくれたし、ポーズもとってくれたので良しとしよう。そして(ある意味)今年一番驚いたのがコチラの人:
なんと、現カタルーニャ州政府大統領のホセ・モンティージャ(Jose Montilla)さんが居るじゃないですか!!!こちらはコスプレじゃなくて本物だったんだけど、全く予想していなかっただけに、かなり驚きました。
多分彼がココに現れた理由は主に2つ。一つは近年の漫画&アニメ業界の無視出来ないカタルーニャ経済界におけるインパクトの強さ故ですね。でも、まあコレは逆に去年まで姿を見せなかった事の方が不思議と言うべきかな。
もう一つは来月行われる選挙の為だと思うんだけど、つまり何とか若年層の浮動票を取り込みたいと言う思惑がチラチラ見え隠れしていると言う事です。多分こちらの方が本命なんだろうけど、選挙まで一ヶ月を切ったこの時期に現職大統領がこんな舞台に現れる事自体、彼の政党が置かれた苦しい状況を指し示していると思います。で、そんな彼が今日ココに現れた事によって、その状況が逆転するとも到底思えないんだけど、まあ、彼としてはワラにも縋りたい気持ちなのかな?と言うのは分かる気がする。
まあ、何はともあれ、今年は色んな意味でちょっとビックリしたバルセロナ漫画フェスティバルでした。
追記:
今日の新聞によると、今年の入場者数は65000人程で、昨年に比べて約10%の入場者数増だったそうです。