2010.02.18 Thursday
バレンシア出張:聞く所によるとマドリッド−バレンシア間の高速鉄道は2010年中に完成するらしい
今日は朝からバレンシア出張です。以前にも書いたように、バルセロナ−バレンシア間って驚く程交通の便(コネクション)が悪くて、飛行機なら午前と午後に一本ずつしか無いような状況なんですね(地中海ブログ:バレンシア・バルセロナ・サラゴサ計画とカンプス(Francisco Camps)氏の汚職疑惑騒動)。更にそのフライトスケジュールも、早朝のものすごく早い時間と夕方のすごく中途半端な時にしか無いという最高にタイミングの悪いスケジュール。その一方で、電車(RENFE)の方は結構本数があるのですが、こちらは時間がかかり過ぎるのが問題。片道3時間、行き帰りで6時間も取られてしまいます。
午前中に行われるミーティングに間に合う為にはバルセロナを7時発の電車に乗らなくてはならず、まあ、それでも「仕事だからしょうがないか」という感じでバルセロナ・サンツ駅をウロウロしていたら面白いものを発見:

サンツ駅拡張計画の模型です。この計画は近年の大幅な需要の増加に応える為に3年程前から計画されていたのですが、去年からの不況の影響を受けて確か今はストップしているはず。設計は地元出身の建築家、ジョセフ・ルイス・マテオ(Josep Lluis Mateo)と、今や世界的建築家となりつつあるRCRのコラボだったと思います。ジョセフ・ルイス・マテオはおいといて、RCRはさすがに乗りに乗ってるなー。つい先日もバルセロナの新裁判所のコンペを勝ち取った事が報道されたばかりですし、彼らの扱う物件の規模はどんどん大きくなっていますね(詳しくはコチラ:Barcelonaどこでも建築:ひさしぶりOlot)。
さて、今日のミーティングはバレンシア市が中心となって促進している交通計画に関するものだったのですが、コーヒーブレイクの時に市役所の人達と話していたら、スペイン高速鉄道(AVE)関連について面白い話を聞きました。
先週のエントリで書いたように、フランスの国有鉄道の会長が南フランス−カタルーニャ間の連結について具体的な工期を提示したり、去年の年末にはバルセロナ−バレンシアの協力体制についての理論的なバックグラウンドとなりうる著書が発表されたりと、「地中海の弧」に関する話題はにわかに活気付いてきたなと思っていたのですが、その一方でマドリッド−バレンシアの連結計画については情報がさっぱり回ってこなかったんですね。
しかしですね、今日の市役所の人達の内輪話によれば、今年中(2010年中)にマドリッド−バレンシア間の高速鉄道連結が完成するとか何とか。それが完成した暁には今は4時間かかっている両都市間の移動が、なんと90分に短縮されるそうです。
コレにはちょっと驚きました。インフラ整備は都市戦略に欠かせない要素である事から、普段から目を配らせていたのですが、少なくともメディアレベルではどの新聞も今の今まで報道はしていませんでしたね。問題は何故マドリッドはこの事を隠すのか?(隠してないのかもしれないけど、そう見える)という事なのですが、その辺りの事については色々と思い当たる事があるんだけど、長くなりそうなので又今度。
今日の収穫はメディアレベルでは出てこないこの情報と、バレンシア市が今週からGoogle
Transitに参加し始めたという事です。Google Transitについては次のエントリで書こうと思っています。

コレにはちょっと驚きました。インフラ整備は都市戦略に欠かせない要素である事から、普段から目を配らせていたのですが、少なくともメディアレベルではどの新聞も今の今まで報道はしていませんでしたね。問題は何故マドリッドはこの事を隠すのか?(隠してないのかもしれないけど、そう見える)という事なのですが、その辺りの事については色々と思い当たる事があるんだけど、長くなりそうなので又今度。