地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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私のヒーロー:まだまだ世界は捨てたものじゃないと思わせてくれるお話
先週の事なのですが、La Vanguardia紙にMontse Venturaさんによる「私のヒーローを捜して」みたいなインタビュー記事が掲載されました。その記事によると、ヒーローを捜しているMontseさんは、数ヶ月前、普段使っているバス(64番線)に乗っていた所、隣に座っていた見ず知らずの女性から突然「検査を受けた方がいい」と、検査内容が書かれた紙切れを渡されたそうです。その時は気にも留めずに放っておいたそうなのですが、一ヶ月後くらいに偶々病院に行った際、「念の為に」という事で、紙に書いてあった検査を受けた所、脳下垂体の初期ガンが発見され、手術を受け無事に命が助かったそうなんですね。

彼女を担当した医師によると、彼女の病気は本当に初期の段階で腫瘍も小さく、そんな状態で病状の兆候を見抜くのは大変難しいとの事。ましてやバスの中での数分の出来事ではほとんど神業なのだとか。

そんなこんなで、命の恩人である見ず知らずの女性に「一言お礼が言いたい」という事で「私のヒーローを捜して」インタビューが掲載されたという経緯だったのですが、その翌日の事、ヒーローが「顔を隠す」という条件で現れ、当時のバスの中でのやり取りなどのインタビューが載っていたのでちょっと紹介したいと思います。

“Cuando le vi la mano y observe otros isgnos de posible tumor de la hipofisis, pense que quizas podria ayudarla, aunque no la conocia.”

Maria Gloria P.B., endocrinologa.
Salvo la vida a Montse Ventura: le diagnostico un tumor de hipofisis al observarla en el autobus

「彼女の手を見た時、脳下垂体腫瘍の他の兆候が無いか観察しました。彼女の事は知らないけど、多分、助けられる‥‥そう思ったんです。」

Maria Gloria P.B., 内分泌学者
Montse Venturaさんの命の恩人:Montseさんの脳下垂体腫瘍の診察をバスの中でした内分泌学者




こんな記事を読むと、「我々の世界もまだまだ捨てたものじゃないな」という気になってきませんか?
| バルセロナ日常 | 04:49 | comments(2) | - | ↑PAGE TOP
コメント
これ、いい話ですね。。
その女性、かっこいいです。
| ミラン | 2009/11/04 8:10 AM |
なんか、とっても人間っぽいですよね。多分、時間だけが早く進んでいってしまうような都市では、きっと見られない現象なんだろうなと思います。
| cruasan | 2009/11/05 4:33 AM |
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