地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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Nikolas GeroliminisとCarlos DaganzoのMacroscopic Fundamental Diagram
先週は毎日のように海外から講師を招いてセミナーやカンファレンスが開かれていました。僕自身も土曜日にはCornella市にあるCitylabで開かれたICT(Information and Comunication Tecnology)関連のカンファレンスでプレゼンをする機会があり、ナカナカ充実した週末を送っていたりしたのですが、その中でも印象に残ったのが、水曜日に行われたギリシャ出身で現在はローザンヌ工科大学(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne)で教鞭を執っているNikolas Geroliminis君のMacroscopic Fundamental Diagramについてのセミナーでした。

Macroscopic Fundamental DiagramについてはCarlosさん(カリフォルニア大学バークレー校のCarlos Daganzo)がバルセロナに来る度に説明してくれるのですが、イマイチ良く分からなかったんですね。前回来られた時(9月)なんて、3時間のセミナーの後、2時間もみんなで質問しまくったんですが、うーん、という感じ。ちなみにCarlosさん、スペイン人だから無茶苦茶しゃべる(笑)。



さて、Macroscopic Fundamental Diagramについてなのですが、どうやらこのアイデアはNicolas君のドクター論文に基ついているものらしいですね。某市の市街地エリアを切り取り、境界線を引く事でその中の利用可能な交通データ(トラフィックカウンターとか、プローブデータとか)のみから、交通システムがどうなるのかを予想する。このダイアグラムを使うと、そのエリアに何台の車両が存在し、何台が出たり入ったりするのかが分かっちゃうという、大変魅力的な提案です。

カルロスさんに説明してもらった時は、はっきり言ってよく分からなかったけど、Nicolas君のプレゼンを見て、大まかな見取り図が理解出来た様な気がしました。その後、Jaume(Barcelo)さんが彼とは大の仲良しだと言う事から、一緒に食事をする事に。その席ではカリフォルニアでの生活、ローザンヌでの研究など、色んな方向に話が飛び、楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

今回のセミナーは、この一ヵ月間で聞いた中ではダントツで面白かったセミナーでした。ありがとー、Nicolas君!また来て頂戴!!!
| 仕事 | 20:37 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
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