地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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ライアンエアー(Ryanair)とソフィア王妃(Reina Sofia)
今朝何時ものように新聞を読んでいたら、ある一つの広告が目に止まりました。それがコレ:



スペインのソフィア王妃がライアンエアーの広告になっているんではありませんか!しかも顔写真まで付いて。ライアンエアー側はこんな事を言っています:

“Es un privilegio para nosotros que la Reina Sofia vuele con la aerolinea con mayor crecimiento en espana- Ryanair”

「ソフィア王妃が、スペインで最も成長している航空会社ライアンエアーを選んでくれた事は大変な名誉ですーライアンエアー」

“Vuela como un morarca con 1 millon de plazas 10 euro”

「あなたも王妃のように我々の飛行機で旅してみませんか。一億の席が10ユーロであなたを待っています」


ソフィア王妃と言えば、元々ギリシャのお姫様で現スペイン国王のフォアン・カルロス一世(Juan Carlos I)に嫁いだという血統書付きの王族。「女王様とお呼び!」と言われなくても、思わず「女王様―」と言ってしまうような気品を備えています。ちなみにこの「女王様とお呼び」って、てっきり世界共通のフレーズかと思ってたら、スペイン人は全く知らなかった。(って、何処で試したんだ、Cruasanって声が聞こえてきそうですが(笑))

そんな気高い王妃が何故にローコストの代名詞とも言えるライアンエアーの宣伝なんかしてるのかなー?と思ったら、どうやら急用で選択の余地が無くローコスト航空を利用したみたいですね(詳しくはココ:あんな話こんな話:ソフィア王妃 Ryanairに搭乗)。つまり仕方が無く利用したと言う事です。

そんな事情はそっちのけで、ライアンエアーとしては王妃が利用してくれたと言う事がこの上ない宣伝になる為、顔写真入で大々的に広告にしたと言う訳です。

王妃と言えば、言うまでも無く一国の顔。スペインという国を象徴する存在でした。それが今やローコスト航空の広告に使われるまでになってしまいました。

遂に来るとこまで来たか!という感じですね。世紀末、YouはShock!
| バルセロナ日常 | 22:12 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
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