地中海ブログ

地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。
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バルセロナからの小旅行その1:エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)のパラフォイス図書館(Biblioteca Publica de Palafolls):行き方
以前から行こう行こうと思いつつナカナカ行く機会が無かったエンリック・ミラージェスによるパラフォイス図書館に行って来ました。



パラフォイスというのはバルセロナから海岸沿いに電車で2時間程行った所にある町、Malgrat de Marから更にバスで内陸に向かって20分程行った所にある、人口8000人程の小さな田舎町です。その町にあるからパラフォイス図書館と言うんですね。



行くのに結構手間がかかるので、今まで重い腰が上がらなかったのですが、今回の連休(バルセロナは今週月曜日から大型連休であるキリスト聖週間に入っています)を使って思い切って行ってみる事にしました。結果、結論から言うとこの図書館は小さいながらも素晴らしい建築だと思いましたね。更に旅の途中思いがけない出会いなどがあったりして、今回の旅は一日とは言えとても中身の濃い旅行になったと思います。やっぱり旅は予定調和的ではない出会いこそが醍醐味であり、体験を豊かにしてくれますよね。

さて、上述したように今回の建築は行くのにちょっと手間取るので「行き方」から説明したいと思います。

先ず、バルセロナ市内のサンツ駅(Barcelona Sants)、カタルーニャ広場駅(Barcelona Pl.Catalunya)、アルク・デ・トリュンフォ駅(Barcelona Arc de Triomf)、クロット駅(Barcelona El Colt Arago)のいずれかから、Macanet-Massanes行きの電車に乗ります。降車駅は終点駅ではない事と、帰りの電車の時刻を確認する為にも、あらかじめ駅構内で時刻表を手に入れておくと便利だと思います。目指すべき駅はMalgrat de Mar駅です。時刻表によると30分に一本程度はあるようです。所要時間は約2時間です。



Malgrat de Marに着いたら取り合えず駅に入り改札を抜けましょう。すると目の前に広場が広がっているはずです。



その広場を直進し最初の道を左折します。



2分程歩くと両脇に観光客用のお店が現れ、歩行者専用道路になるはずです。



それをそのまま1分程直進すると目の前に6−7階建て程のホテルとロータリーに出くわすはずです。



左手にはインフォメーション・センターがあります。パラフォイス行きのバスはこのインフォメーションセンターの前に止まるのですが、バスが来る前にインフォメーション・センターの中に入ってバスの時刻を確認しておく事をお薦めします。ヨーロッパの田舎のバスというのは時刻がコロコロ変わるので。2009年4月8日付けのパラフォイス行きのバスの時刻表は以下の通りです。

月曜日から金曜日(平日):パラフォイス行き・Malgrat de Mar行き(帰り)
               9:30・・・・・・・・・・・8:00
               10:35・・・・・・・・・・9:00
               12:30・・・・・・・・・・10:00
               15:30・・・・・・・・・・11:00
               16:45・・・・・・・・・・13:15
               20:00・・・・・・・・・・16:00
               21:00・・・・・・・・・・17:30
                   ・・・・・・・・・19:00
                   ・・・・・・・・・20:45

土曜日:パラフォイス行き  Malgrat de Mar行き(帰り)

     9:45・・・・・・・・・・8:00
     10:45・・・・・・・・・10:00
     12:30・・・・・・・・・11:00
     17:15・・・・・・・・・13:15
     20:00・・・・・・・・・17:30
        ・・・・・・・・・20:15

日曜日と祝日:パラフォイス行き  Malgrat de Mar行き(帰り)

         12:45・・・・・・・・・9:00
         17:15・・・・・・・・・13:00
         20:00・・・・・・・・・17:30
            ・・・・・・・・・20:15

さて、目的のバスはこんな感じのミニバスです。



バスのフロントガラスの所にパラフォイス行きと書いてあるはずです。料金は片道1.35ユーロです。乗る際に「本当にパラフォイスに行くのか?」そしてココが重要なのですが、「パラフォイスの図書館に行きたい」と運転手に伝えましょう。ヨーロッパの田舎のバスというのはバス停があって無いようなものです。以前ベネチアでスカルパのブリオン家のお墓に行った時もそうでしたが、田舎のバスの運転手さんというのは、とても親切な人が多く、行きたい所の目の前まで連れて行ってくれる事がしばしばなんですね(地中海ブログ:カルロ・スカルパ(Carlo Scarpa)の建築その1:ブリオン・ヴェガ墓地(Brion Vega Cemetery)パート1:行き方)。ただこの場合気を付けないといけないのは、概してバスの乗車地点と降車地点が違う事ですね。ブリオン家のお墓の時は、帰りのバス停の位置がナカナカ分からずにかなり焦りました。(今回は非常に簡単&下記に記します)

さて、バスが町を出て田舎道を走ったかと思ったら直ぐに違う町に入るはずです。



進行方向右手を見ていると何か見た事があるような体育館が見えてくるはずです。あ、磯崎さんの体育館だ!この体育館の前でバスは右手に曲がり、ちょっと行った所で左手に折れるはずです。



住宅街を走って行き、その直ぐ横に公園が広がっています。バスの運転手によると、この公園を真っ直ぐ行けとの事でココで降ろされました。



「こんな所に本当に図書館なんてあるのか???」なんて、かなり疑問に思いながらも言われた通りに進んで行くと、右手側にランドスケープに見事に調和した図書館が見えてくるはずです。



ちなみに帰りのバス停の位置なんですが、先ずは磯崎さんの体育館前まで歩いて行き(約3分)、その前に流れる川に沿って進んでください。



突き当たりにスーパーマーケット、Condisが見え、その前にバス停があるはずです。



ここで待っていればバスが来ます。気を付けなければいけないのは、バスが来たら必ず手を挙げてバスを止める事です。そうしないとバスは通り過ぎてしまいますので。

バルセロナからの小旅行その2:エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)のパラフォイス図書館(Biblioteca Publica de Palafolls):空と大地の狭間にある図書館に続く。
| 旅行記:建築 | 23:46 | comments(0) | - | このエントリーをはてなブックマークに追加
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